買う権利や売る権利を売買取引し、買い手は権利行使も権利放棄もできる

シンプルな取引ルールで短時間に利益を得られるため人気のバイナリーオプション。なぜ、バイナリーオプションという名前なのでしょうか。
また、バイナリーオプションに深く関係するオプション取引とは一体どんな取引のことなのでしょうか。

ここでは、バイナリーオプションの名前の意味と取引内容や特徴、オプション取引の特徴や仕組みについて、紹介します。
まったく初心者の方でも、バイナリーオプションの取引自体は極めてシンプルなルールのため、すぐに理解できます。

バイナリーオプションとはなぜバイナリーオプションと呼ぶのだろう

バイナリーオプションは、なぜ「バイナリーオプション」という名前で呼ばれるのでしょうか。それは、二者択一のシンプルな取引内容に理由があります。また、どのような特徴や内容を持った取引なのでしょうか。
ここでは、バイナリーオプションの名前の意味や、バイナリーオプション取引の特徴や内容について確認していきましょう。

バイナリーオプションは二者択一のシンプルな取引のこと

バイナリーオプションは、バイナリー(binary:二進法)と、オプション(option:オプション取引)という意味を持ちます。二進法とは0か1かの二者択一のことで、バイナリーオプションは、「高くなるか低くなるか」「収まるか収まらないか」「到達するか到達しないか」の、それぞれ二者択一の取引になります。二者択一という極めてシンプルでわかりやすい取引なため、投資初心者を始め、多くの人がバイナリーオプションを行っています。

判定時刻にレートが高くなるか・低くなるかを予想するだけ

バイナリーオプションの仕組みは他の投資のように複雑ではなく、非常にシンプルなため、すぐに理解して始められます。
主な仕組み・特徴は取引時間が短いこと、予想が当たった時と外れた時の利益と損失がわかりやすいこと、相場状況や自分に合ったオプション取引ができることです。それぞれの内容を確認してきましょう。

「3つのオプション取引」

バイナリーオプションは、二者択一で予想する取引であり、3つのオプション取引があります。1つは「ハイアンドローオプション」で、判定時刻に目標レートよりも1銭でも高くなるか低くなるかを予想する取引で、バイナリーオプションで最も主流となっています。2つ目が「レンジオプション」で、判定時刻に目標レンジ内に収まるか収まらないかを予想します。
3つ目が「ワンタッチオプション」で、判定時刻内に目標レートに1度でも到達するか到達しないかを予想する取引です。

何れの取引も1銭でも予想が当たっていれば利益確定となり、ワンタッチオプションに関しては、目標レートに到達した時点で取引終了となります。
3つのオプション取引があるため、相場状況に合わせた取引や、自分の得意な取引を選んで行えます。

「取引時間は長くても2〜3時間」

バイナリーオプションは業者によって取引時間が違いますが、長くても2〜3時間で取引が完結し、利益か損失が確定します。大手GMOクリック証券の外為オプションの場合は、1取引の時間が3時間で、判定時刻の2分前まで購入・転売ができ、最短2分で取引結果を出すことも可能です。月曜〜金曜日の8:00〜翌5:00までで10回の取引時間があります。

「予想が当たればペイアウト金額、外れると投資金額」

ハイアンドロー、レンジ、ワンタッチの各オプション取引で予想が当たった場合は、投資金額に関わらずペイアウト金額が受け取れます。金額は業者によって異なり、定額型と呼ばれる方式で行っている業者は2倍未満になることが多く、ペイアウト金額も一定です。例えば、50〜999円の投資金額で予想が当たった場合のペイアウト金額は常に1,000円などです。

一方、変動型と呼ばれる方式で行っている業者は、より取引が複雑になりますが、ペイアウト倍率が2倍〜20倍程度まで広がります。また、予想が外れてしまった場合は投資金額を失うだけですので、500円で取引した場合は500円が損失金額になります。FXのように相場が下落した分、損失額が大きくなるわけではありません。投資金額=損失金額ですので、始めから損失金額がわかった状態で取引ができ、自分でリスクコントロールができます。

短時間で結果が出るため仕事で忙しい方でも気軽に取引ができ、FXや株式投資のように相場の変動で損失が大きくなることがありません。始めからリスクを把握した上で取引ができるため安心です。また、バイナリーオプションの各業者が扱う通貨ペアは、米ドル円、ユーロ円、豪ドル円、ユーロ米ドルなど、主要な通貨ペアが多いです。
パソコンだけでなく、スマートフォン専用アプリも提供しており、多くのテクニカルチャートも使えるため、外出先でも本格的な相場分析ができ取引ができます。シンプルでリスクの小さい取引です。

オプション取引とはどういった仕組みの取引のことなのか

バイナリーオプションは、二者択一のオプション取引のことです。オプション取引とは一体どんな取引のことを言うのでしょうか。また、オプション取引はどんな特徴や仕組みを持つのでしょうか。ここでは、権利を売買するオプション取引の内容や、権利の買い手と売り手による売買の仕組みなどについて、確認していきましょう。

オプション取引は権利を売買することコールオプション・プットオプションがある

オプション取引とは、将来の予め定められた期日に特定の商品を現時点で取り決めた価格で売買する権利の取引のことです。
オプション取引は、買う権利であるコールオプションと売る権利のプットオプションがあり、それぞれ、コールの買い、コールの売り、プットの買い、プットの売りの4つの立場があります。
オプション取引は、商品ではなく権利の売買なため、オプションの買い手側は、権利を行使するか、それとも放棄するかを選ぶことができます。

権利を売買する場合は買い手はプレミアムを支払い、権利行使か放棄できる

オプション取引をする際は、コールの買いやプットの買いなど、権利の買い手は売り手に対して、プレミアムと呼ばれる手数料を支払います。
買い手の損失となるのは、プレミアムで支払った手数料分のみと限定され、利益は理論上は無限大にあります。
売り手はプレミアム分の利益を得ることができ、損失は理論上無限大となります。
例えば、50,000円で買える権利を売り手にプレミアムの2,000円を支払って買ったとします。相場価格が上昇し、55,000円になったタイミングで50,000円で買える権利を行使したとすると、55,000−50,000=5,000円の利益となり、プレミアムで支払った2,000円を差し引いても3,000円の利益となります。仮に価格が下落して45,000円になった場合は権利を行使せずに放棄もできるため、放棄した場合は、支払ったプレミアムの2,000円だけが損失となります。

バイナリーオプションでは、目標レートよりも高くなると予想する場合はコールオプション、目標レートよりも低くなると予想する場合はプットオプションで、基準値が権利行使価格のことです。米ドル円の場合は、ドル高円安に予想はコールオプション、ドル安円高に予想はプットオプションです。

バイナリーオプションは二者択一のオプション取引で初心者にもオススメ

いかがでしたでしょうか。バイナリーオプションはバイナリー+オプションで、二者択一のオプション取引という意味を持ちます。

ルールは極めてシンプルで、高くなるか低くなるか、収まるか収まらないか、到達するか到達しないかの2択で、長くても3時間程度で利益か損失が確定します。
パソコンだけでなく、スマートフォンからも分析や取引ができ、早朝から翌朝まで何回も取引のチャンスがあります。

予想が当たればペイアウト額が受け取れ、外れると投資金額を失うだけですので、1回の取引で大損することがありません。これから、バイナリーオプションを始める予定の方は、これらの特徴などを理解した上で取引するようにしましょう。オプション取引の内容や仕組みについては、覚えたからといって勝率が上がるものではありませんが、参考程度に認識はしておいた方がいいでしょう。

著者情報
自虐に突っ走る投資初心者。腹八分目を肝に銘じつつ、欲と恐れと戦いながらどこまで我慢できるか毎日チキンレース繰り広げてます。

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