• 1990年代前半にイギリスではじまったCFDは世界中で人気のある投資手法

ロンドンでは取引されている金融商品のうち30%を占めるほどの人気があるCFD

2017年5月31日

CFDは日本では最近始まったばかりの投資手法です。
新しい投資商品なので取り扱う業者もまだ少なく、一般に認知されていないのでマイナーな投資手法だと考えている方もいるかもしれません。

しかし実際には世界中で人気があり、しっかりと基本的な投資法も確立されているメジャーな投資なのです。
CFDの始まりは1990年代のロンドンで、ロンドンでは今も活発にCFDの取引が行われています。その他にもアメリカやオセアニア地域とヨーロッパを中心に70か国を超える国で活発に取引されています。

今回はCFDの歴史と海外での評判について見ていきます。

1990年代前半にイギリスのロンドンで生まれたCFD

CFDは世界三大証券取引所にも数えられるロンドンで生まれました。それ以前にもCFDと同様の取引形式の投資であるバケットショップという場外取引も行われていましたが、これは詐欺であると禁止されていました。
その後、現在のかたちのCFDが1990年代の前半にロンドンで始まり、1997年にはアメリカでも始まりました。
しかし、日本ではまだCFDは始まったばかりで2010年になってやっと始まった新しい投資法として認識されています。そんなCFDの歴史について少し詳しく見ていきましょう。

日本ではまだまだマイナー扱いの新人投資商品のCFD

海外では1990年代から始まったCFDですが、日本では2010年になったやっと始まりました。そのため認知度も低く、マイナーな投資として考えられているのかもしれません。
日本でのCFDは東京金融取引所が2010年10月1日に取引所株価指数証拠金取引の上場認可を金融庁から取得しました。

そして同年11月22日から取引を開始しました。CFD取引開始当時の対象商品は「日経225証拠金取引」「FTSE100証拠金取引」「DAX証拠金取引」でした。
ちなみに、CFDの魅力の1つであるレバレッジについては、2011年11月1日から「金融商品取引法改正等に係る政令・内閣府令」によって制限を受けています。

1990年代にイギリスのロンドンで開発されたCFD

CFDの原型となったのは「バケットショップ」と呼ばれ、場外取引店の一種です。バケットショップでは、取引所での取引に必要な会員権を持たない仲買人が小口投資家を相手に取引をしていました。これは当然不正規の取引で、1929年のウォール街の大暴落をきっかけに詐欺行為と認定され全面的に禁止されました。
現在のCFDが開発されたのは、サッチャー政権下で金融ビックバンによる金融の大改革を行ったイギリスのロンドンでした。アメリカではその後1997年に法律を改正しCFD取引を開始しています。

FX同様にレバレッジが使えることから個人投資家の間で一気に広まったCFD

CFDの魅力の1つはレバレッジが使えることです。CFDの取引が始まると、金融ビックバンによる改革の効果もあり、個人投資家を中心に一気に広まりました。レバレッジが使えるので資金が乏しい人でも大口投資家と同じような額の取引が可能になったことが爆発的な人気の理由になっています。

イギリスでは全金融マーケットの何割を占めているか

CFD発祥の地であるイギリスでは当然ながらCFDの取引がとても盛んにおこなわれています。イギリスのロンドン市場で取引されている金融商品の約30%がCFDであるとも言われるほどの人気商品です。

イギリス以外の海外でもとても人気を集めているCFD

CFDが始まったイギリス以外にもCFDの取引は世界中で盛んにおこなわれています。
その中では日本は後発なので、まだまだこれから人気が高まっていくことが予想されます。
海外でCFD取引が盛んなのは、アメリカ、フランス、ドイツ、そしてイギリスなどの先進国です。これらの国以外にもヨーロッパやオセアニア地域の70か国以上の国でCFDの取引が行われています。

日本でもFXのおかげで仕組みの同じCFDは受け入れやすい

CFDは差金決済取引です。同じ形式の取引として日本でもすでに人気を集めているFXがあります。
FXとCFDの違いは投資の対象です。
FXが為替を対象にしているのに対し、CFDは株式指数や債券などを対象にしています。
取引の仕組みがFXと同じで理解しやすいこと、そして1つの口座から様々な対象に投資できること、しかもその対象は世界中という点において今後はCFDも人気を集める可能性が非常に高そうですね。

イギリス生まれのCFDは世界中で人気のある投資手法

イギリス生まれのCFDはアメリカをはじめヨーロッパの先進国やオセアニア地域の70以上の国で人気の投資手法です。

人気の秘密はレバレッジが使えることと、投資の対象が多様で世界中の様々な金融商品に対して投資できることです。
日本では2010年から徐々に始まってきたCFDですが、今後はますます人気を集めていくことが予想されています。取引の仕組みはすでに人気のあるFXと同様ですし、FXが為替のみを対象にしていることにくらべて様々な商品を対象に投資できるからです。

今後CFDが日本でもメジャーになるにつれて手数料やスプレッドなどの条件も整えられていくことも期待したいですね。

著者情報
自虐に突っ走る投資初心者。腹八分目を肝に銘じつつ、欲と恐れと戦いながらどこまで我慢できるか毎日チキンレース繰り広げてます。

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