仮想通貨はビットコインだけではない!アルトコインの特徴とは?

2017年12月5日

仮想通貨と言うとついビットコインを連想してしまうかもしれませんが、仮想通貨はビットコイン以外にもあります。種類だけで言えば、既に暗号通貨は1000種類以上は存在することでしょう。

ただ、どれだけ世の中に様々なタイプの暗号通貨が存在していたとして、日の目を浴びなければそれほど気にする必要はないかもしれません。しかし、暗号通貨の中にはビットコインを筆頭にイーサリアムやリップル、ライトコインなど、ビットコインに迫る勢いで人気を博している暗号通貨も存在します。

これらのビットコイン以外の通貨のことを世間では暗号通貨などと呼ばれることがあるのですが、仮想通貨と暗号通貨との間には一体どのような違いが存在するのでしょうか?

仮想通貨と暗号通貨の違いとは?ビットコインとアルトコインを区別する理由は?

今や知らぬ人などいないといっても過言ではないほど知名度を高めている仮想通貨ですが、識者の中には仮想通貨ではなく暗号通貨だと呼ぶ人もいます。

暗号化の技術によって開発されたという経緯があるだけに、ビットコインなどを暗号通貨と呼ぶこと自体にそれほど忌避感はありません。むしろ真っ当なくらいです。

ビットコインなどの暗号通貨は現実の通貨と違い、あらゆる通貨が現在どこにあるのか、全てをネット上で把握することが出来ます。しかし、暗号化の技術があるため、人々は取引の記録の漏洩を恐れずに暗号通貨を使用することが可能です。

この暗号化技術が使われている限り、ビットコインなどを暗号通貨と呼ぶ方がしっくりくるのですが、なぜ世間では仮想通貨などと呼称されているのでしょう?

仮想通貨と暗号通貨とは何が違うのか?ビットコインはどちらの呼称が相応しい?

結論から言ってしまえば、仮想通貨と暗号通貨に大きな違いはありません。あえて違いをあげるのであれば、呼称が違う、それだけのことです。

本来のビットコインが誕生した経緯を考えると、ビットコインは暗号通貨と呼ぶべきなのでしょう。しかし、仮想通貨という名称が人口に膾炙してしまった現在の状況を考えると、ビットコインは仮想通貨と呼んだ方がしっくりくるため、無理して暗号通貨と呼ぶ必要はないでしょう。

ただし、仮想通貨という言葉の中には、ビットコイン以外のマネー、例えば電子マネーなども仮想通貨として分類されます。他にもオンライゲームのゲーム内通貨も、広義的には仮想通貨に分類されるでしょう。

既に仮想通貨という単語が世間に広まってしまっているため、ビットコインを仮想通貨と呼んでも差支えはありません。ただし、電子マネーやゲーム内通貨と、ビットコインを分けて考えたい時は、ビットコインなどの暗号化技術を使っている通貨は暗号通貨と呼んだ方が区別がつきやすいです。

仮想通貨とアルトコインの違いは?ビットコインとの関係とは?

ビットコインが有名になり過ぎているため、仮想通貨というとビットコインを連想するものですが、それ以外にも仮想通貨は存在します。そして、ビットコイン以外の暗号通貨のことをアルトコインと呼びます。

アルトコインは英語で、「alternative coin」、つまりビットコインの代替通貨という意味を持つ単語のことで、リップルやライトコインなどは暗号通貨と呼ばれる一方で、アルトコインとも呼称されます。

基本的にビットコインもアルトコインも暗号通貨であり、広義的には仮想通貨に分類されることでしょう。そのため、アルトコインも仮想通貨と呼んでも差し支えはないでしょう。では、ビットコインとアルトコインは全く同じものなのかというと、そうとも限りません。

アルトコインはビットコインのプログラムを礎に作成された通貨であるだけに、関係性で言えばビットコインが親で、アルトコインは子供のような間柄でしょう。

ただし、アルトコインはビットコインの欠点であるブロックチェーンの作成ペースが遅い、電気代がかかるなどの課題を改善して導入されるため、品質で言えばビットコインよりもアルトコインの方が優れているかもしれません。

暗号通貨の意味は?なぜ暗号通貨は安心して取引に使えるの?

もしも自分の資産が全く知らない第三者に全て把握されていたら、非常に恐ろしいでしょう。いつどこで何を買い、そして売ったのか、その記録が筒抜けになってしまうだけに、おちおち買い物もできません。このような資産に関する情報が悪意のある第三者に渡ると、犯罪に巻き込まれる恐れすらあるでしょう。

もっとも、現実のお金を使っている限り、そのような心配は不要でしょう。流石にこの世にある全てのお金に発信機や盗聴器を付けることなんてまず不可能でしょうし、現実的ではありません。それだけに、安心してお金を使えるのですが、暗号通貨にはそのような安全性は保障されているのでしょうか?

暗号通貨の意味は?ビットコインを安心して取引に使える理由とは?

インターネットというのは情報の塊です。いつどこで誰がどのWEBサイトにアクセスしたのか、その記録が残ってしまうだけに、検索や閲覧の履歴をチェックするだけでその人の嗜好や価値観などが第三者に把握されてしまいます。

特にお金に関する情報は重要です。もしもビットコインの流れが完璧に第三者に把握されると、場合によってはビットコインを盗まれるなどの犯罪に巻き込まれることもあるでしょう。

ビットコインに限らず、他の仮想通貨はどうやって利用者の個人情報を保護しているのでしょう?

ビットコインなどの通貨が暗号通貨と呼ばれる所以はここにあります。なにしろ、もしもビットコインが暗号化されていないと、その取引の記録は全て第三者に筒抜けになってしまい、個人情報が守れなくなってしまうからです。

しかし、暗号化をすることで、取引の記録を第三者から見えなくすることが可能となります。このような背景があるからこそ、ビットコインなどは暗号通貨と呼ばれます。

暗号理論が用いられている限り、利用者は安心してビットコインなどを取引に使えるでしょう。

なぜ暗号通貨ではなく仮想通貨と呼ばれるようになったのか?暗号通貨と呼ぶべき状況とは?

仮想通貨という言葉の概念自体は1995年頃から存在しており、歴史的に見れば暗号通貨よりも仮想通貨という単語の方が先輩にあたります。ただ、暗号通貨が登場する以前までは、仮想通貨というのはあくまでバーチャルな通貨のことであり、本物のお金とは対極的な、価値のない仮想上のマネーという位置づけでした。

その後、電子マネーなどが登場することで、たとえ電子的な取引であったとしても、現実のお金同様に価値のあるものだと認識されるようになりました。このように、言葉の成り立ちや背景だけで見れば、仮想通貨というのは暗号通貨とは別種の存在だったのですが、なぜ現在、暗号通貨は仮想通貨の一種として見なされているのでしょう?

暗号通貨ではなく仮想通貨と呼ばれるようになった理由は?その背景には何がある?

ビットコインは暗号理論が用いられている通貨のことであり、それだけに海外では暗号通貨と呼ばれています。そもそも、ビットコインのことを仮想通貨と呼んでいるのは日本くらいであり、国内においても一部の識者は暗号通貨と呼んでいます。

一体なぜビットコインは仮想通貨と呼ばれるようになってしまったのかといえば、それは偏にマスコミなどがビットコインを仮想通貨と表現して世間に伝えてしまったからでしょう。

一旦、仮想通貨というイメージが世間に浸透してしまうと、たとえ本来的な意味では異なるとしても、もはや手遅れでしょう。今更ビットコインは仮想通貨ではなく暗号通貨と呼ぶべきだと主張しても、ビットコインは仮想通貨の一つだと世間にインプットされてしまっているだけに、この勘違いを修正することはかなりの至難です。

それならば、世間に迎合して仮想通貨と表現した方が、わざわざ言葉を修正する手間もないだけに、面倒がないでしょう。

アルトコインはどんな時に呼ばれているのか?実際の意味と現実

アルトコインは本来的な意味で言うなら、ビットコイン以外の暗号通貨のことを意味します。それだけに、実際にはビットコインも含めて全て暗号通貨と呼んだ方が良いのでしょうが、もはや日本中の人たちが仮想通貨と呼んでいる状況なため、アルトコインも仮想通貨と呼んであげた方がコミュニケーションをする上で差し障りがないでしょう。

それでもアルトコインを暗号通貨と呼ぶべき状況があるとしたら、電子マネーなどと区別する時ぐらいでしょう。特にビットコインとの違いを強調する時などは、暗号通貨と表現しないと、アルトコインの特徴を説明し辛くなるため、暗号通貨と呼んだ方が良いでしょう。

仮想通貨と暗号通貨を区別する必要性とは?今後も仮想通貨と呼ぶべき?

ビットコインなどの暗号通貨を仮想通貨と呼ぶことが当たり前な今の国内状況を考えると、たとえ本来的な意味として仮想通貨と表現することが間違っていたとしても、特に問題視することはないでしょう。

政府から事業者にいたるまでビットコインを仮想通貨と表現している今の状況を鑑みると、今更暗号通貨と呼んだところで、この流れは変わらないでしょう。

ただ、ビットコインの技術的な話しをするのであれば、暗号通貨と表現した方が良いでしょう。特に暗号理論についての話しをする場合、電子マネーやゲーム内通貨などとは異なるテーマなだけに、ビットコインに限らずアルトコインについても暗号通貨、それ以外は仮想通貨だと明確に区別しないと、様々な通貨が混在してしまうだけに、会話が成立しないかもしれません。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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