カイカコインは将来性が不透明でありながらも流動性の高い仮想通貨

2018年3月20日

世界中の投資家による仮想通貨への投資目的は大きく分けてふたつあり、長期的に運用して利益を求める方法と、投機目的、つまりギャンブルのように短期的に売却益で大きく儲けたいというケースに分かれます。

投機の場合、ビットコインは値が上がりすぎていることから向いて折らず、アルトコインが注目されています。
中でも新興銘柄、あるいは人気のないマイナーな銘柄が主に利用されるのが昨今のトレンドです。

その中で、特に今話題になるのが「カイカコイン」です。
カイカコインは開発の目的がイマイチはっきりしていないため、仮想通貨市場においては最も先行き不透明とされる銘柄です。本来であればそういった銘柄は敬遠されるのですが、世界的に見ても投資熱が高まっている仮想通貨の市場ではそういった状態もまた投資への動機となり、注目されることになります。

ここではそんなカイカコインの実体を探ってみることにしましょう。

カイカコインってなに?始まりや特徴を紹介

ここではまずカイカコインの基本情報を調べてみました。
カイカコインはどのように登場し、これからどうなっていくのかを占っていくためにも、基本的な部分はしっかりと押さえておくべきです。

株式会社カイカとはどんな会社?

まずカイカコインは「株式会社カイカ」が発行した仮想通貨になります。

株式会社カイカは1989年にソフトウェア開発事業から始まった企業で、2017年2月に現在の商号に変更しています。現在の事業内容は情報ソリューションを日本や中国で展開し、フィンテックの研究も進めています。
つまり、金融系の情報サービスを専門とする企業になります。

そんな企業が仮想通貨を発行して話題になったわけですが、不透明な部分もあって、マニアックな投資家には注目されますが、ほとんどの仮想通貨トレーダーには様子見をされているのが現状です。

逆に言えば、だからこそ今が取引のチャンスと考える投資家も少なくありません。

カイカコインは2016年に発表された

そんなカイカコインは2016年10月に発行が始まり、2017年2月に取引所への上場が行われました。
同年12月に運営会社が開始した配布は終わっています。その際の発行枚数は3億枚になり、使用可能な範囲が狭いのですが、その分、マイナーなアルトコインゆえに短期的な売買ではボラティリティ(流動性)が高く、投機を第一目的に売買する投資家にはかなり注目度が高い銘柄です。

名称 カイカコイン(CAICACOIN)
通貨単位 CICC
公開日 2017年2月
発行数 3億枚

マイナーになっている事情としては取り扱う取引所が少ないからということがあります。
ですので、よほどアンテナを張っている投資家でない限り、カイカコインの存在すら知らない人もいるくらいです。

配布方法は?

カイカコインの配布方法は非常にシンプルで、運営企業である株式会社カイカの株主に配布されました。
先にも述べましたが、すでに発行枚数の3億枚は株主に配り終えており、一般の人が入手するには取引所の売買で手にするしか今は方法がありません。

株主に配布されたのは、カイカ社が株主たちに仮想通貨を体験してもらいたいというコンセプトからで、残念ながらそれ以降のビジョンが不透明であることから、一部の投資家にとってはカイカコインは長期的に運用するものではないと判断されてしまっています。

業績や会社は信用できるのか?

では、注目度の低いカイカコインですが、運用企業の株式会社カイカ自体は業績的には信頼できるのかということがまた気になってきます。
このカイカ社自体は特に悪い会社であるという話はありません。

金融系情報サービス事業者であり、日本や中国で展開するなど、それなりの実績はあります。
なにより、創業は1989年ですので、すでに30年近くの社歴もありますので、企業としての問題はなさそうです。

ただ、気をつけたいのがカイカコインはカイカ社の株価とはまったく連動していないので、カイカコインの相場を分析する際にはあまりカイカ社の実績は関係ないようです。分析の際には見誤らないように気をつけたいところです。

カイカコインの特徴とは?

カイカコインにはどんな特徴があるのでしょうか。
仮想通貨は相場変動を分析するにあたって、その特徴や誕生経緯などが非常に大切になります。カイカコインはほかの銘柄とは違う点があるのか、まとめてみました。

金融系の情報サービス事業が発行するトークン

まず基本情報にもあったように、カイカコインは金融系情報サービスの事業者が発行している仮想通貨銘柄だという点は大きな特徴です。
特に運営企業である株式会社カイカが株主に対して仮想通貨を実際に手にして体験してもらうということを大きなコンセプトにしています。

確かに理論や理屈で仮想通貨を理解しているのと、実際に手にして取引をするのでは全然違ったことがわかってきます。
そういう点ではこのカイカ社がカイカコインを発行したことは将来的に仮想通貨市場に好影響を与えると考えられます。

しかし、逆に言うと、銘柄としての最大のコンセプトがこれだとすると、カイカコイン自体の将来的可能性の範囲が狭められてしまい、今後どんな展開をしていくのが読み取れず、不透明な印象を持たせてしまうのは否めません。

カウンターパーティを利用してできた通貨

そんなカイカコインはカウンターパーティという、ビットコインのブロックチェーン上に存在する仮想通貨のプラットフォームを利用して発行された仮想通貨になります。

仮想通貨カウンターパーティーの特徴とは?将来性や値動き、購入方法について

一般的には仮想通貨はビットコインやそのほかの独自に構築されたブロックチェーン上に存在していると思われますが、実はブロックチェーンでできていない仮想通貨もあります。
例えばIOTAといった技術で構成された銘柄もあり、必ずしもブロックチェーンでできているわけではありません。

ですが、カイカコインはビットコインのブロックチェーンを利用した仮想通貨ですので、技術的には信頼性が高い銘柄だといえます。

使い道や何に交換できるかなど

現時点ではっきりしているのは、カイカコインが使えるのは、カイカ社のセミナーなどに利用できるトークンであることで、それ以外では投機的に売買する以外の使い道はありません。

この点がカイカコインの最も大きな弱点で、将来的にどうなるのか、現状の使い道の狭さに加えて先行きが読みにくいのが難点です。
ただ、一方では投機を好むギャンブラー的な投資家に好まれ、一般的な評価のわりにはボラティリティの高い銘柄だとも評されています。

どこで購入できるのか?カイカコインの購入方法

カイカコインを売買したい場合、どこで入手すればいいのでしょうか。
結論からいうと、カイカコインの入手先は非常に少なく、だからこそカイカコインがマイナーであり、そのわりにはボラティリティの高い投機性のある銘柄として存在できる仮想通貨になるのです。

カイカコインを入手できるところは、意外にも日本国内にありました。
マイナーなコインはわりと外国の取引所で扱われ、日本の仮想通貨取引所ではメジャーな銘柄数種類しか取引できないことが多いのですが、ことカイカコインに関しては日本でもOKでした。

それは、各種サービスでビットコインではマイナス手数料などで知られる「Zaif(Zaif)」です。
マイナーなわりにボラティリティが高いのは、このZaifに上場していることが一因とされます。

金融庁が認めるホワイトコインリストにもカイカコインは載っていますから、一般的な評価と比較すると十分に信頼性があるともいわれています。

カイカコイン取引への道

①:書類を用意する
Zaifの場合、日本の取引所になりますから必要な書類をあらかじめ用意しておかなければなりません。
特に本人確認書類が若干面倒ですが、避けては通れません。

もし本人確認書類を用意しない場合はZaifにおいては「ウォレットクラス」でしか口座開設ができません。
このクラスは仮想通貨を保有するだけの、まさにウォレットの機能のみ。

カイカコインを売買したい投資家は「トレードクラス」で口座を開設してください。

20歳以上で本人確認書類や各種Zaif側からの情報開示に応じることのできる投資家なら問題なく口座開設が可能です。

本人確認書類は後述する書類のうちのいずれかを画像ファイルに取り込み、それをZaifへ送信するだけです。
その手順はあとで紹介しますが、いずれかのひとつなので国内の取引所の中では書類数が少ない方であり、口座開設をしやすいメリットがあります。

②:Zaifのホームページで登録
Zaifのホームページを開くと「無料登録へ」のボタンがいたるところにありますので、そこをクリックしましょう。そして、その次に出てきた画面でメールアドレスを入力するだけです。

そして、「私はロボットではありません」のボックスにチェックをし、「登録」ボタンをクリックします。
すると、登録アドレスにメールが送信されますので、メール内の登録完了リンク用のURLをクリックしてパスワード設定にて登録が完了します。

ここまではあくまでも登録が完了しただけで、取引はまだできません。次のステップに進みましょう。

③:個人情報を登録する
アカウントページを開くと「登録情報」という項目があるのでクリックしましょう。
といっても難しいことではなく、名前とフリガナ、それから生年月日や住所、なにかあったときの連絡先、あとは職業、Zaifにおける取引の目的を入力するだけです。

入力が完了したら「変更」というボタンを押します。これで個人情報の登録は終了します。

④:電話番号認証を行う
次に登録のウィザードに従って「電話番号認証」を済ませておきましょう。
まず、アカウントページの「本人確認」をクリックします。そこに現れる「電話番号認証」に進んでください。

これも本人確認の一種で、携帯電話、あるいはスマートフォンの電話番号を入力すると、その番号にSMSで認証コードが送信されてきます。

そのコードを受け取ったらすぐさまZaifの電話番号認証画面に入力すればいいだけです。
この認証には時間制限があるので、できるだけ一気に済ませたいところです。

⑤:本人確認書類の送信
続いて本人確認書類の手続きに入ります。
これがZaifへの登録時に一番面倒なことに挙げられる手続きですが、以下の本人確認書類を送るだけです。画像ファイルにして画面に出てくる指示に従いながら送信できますので、簡単です。

あらかじめ画像ファイルを用意しておけば、あとは送信するだけで本人確認が完了します。これで登録もあと少しです。

○本人確認書類
・パスポート
・運転免許証
・在留カード
・特別永住者証明書
・外国人登録証明書
・官公庁もしくは特殊法人が発行した身分証明書(ただしこの場合は写真付きのもの)
⑥:Zaifからのハガキを待つ
本人確認書類送信後はしばし待機です。
本人確認書類画像などを元にZaifが審査を行い、問題なしと判断されれば登録住所に簡易書留が郵送されます。

簡易書留は必ず本人か同居する誰かが受け取る必要があります。受取人がいないと郵便受けには入れてもらえず、投資家は再度アカウントページで再送依頼を出さなければなりません。

⑦:Zaifの口座に入金する
簡易書留の受け取りがZaifでも確認されれば、すぐにZaifの口座に入金できるようになります。Zaifは日本の取引所ですから日本円での入金も問題ありません。
Zaifでは

・銀行振込による入金
・コンビニ決済入金
・ペイジー入金

の上記の入金方法あります。

⑧:カイカコインは取引所にて売買
入金が完了したら、取引所にてカイカコインを売買します。簡単売買ではカイカコインの扱いはありません。また信用取引などもなく、現物取引のみになります。取引所ではカイカコインと日本円、あるいはカイカコインとビットコインの通貨ペアで取引ができます。

取引の前に知っておきたい。気になるカイカコイン値動き

他サイトや当サイトでも先行きの不透明さにちょっと不安が残ることは紹介していますが、一方でカイカコインを短期的に売買しようという、投機性を狙った層も少なくありません。

ですので、今後カイカコインはどういった値動きをしそうなのか、これまでの値動きなどと合わせて、様子を窺ってみることにしましょう。

カイカコインの具体的なレートでいうと、公開時は株主に分配されたこともあり、爆発的な価格を表示していますが、すぐに価格は落ち着き、2017年12月までは10円台あるいは20円未満のあたりで価格が推移していました。
カイカコインの価格推移を表にしました。

日付 安値 高値
2017/2/27 2円 1,000,000円
2017/12/11 16円 130円
2018/1/15 33円 62円
2018/2/12 25円 39円
2018/3/12 15.1円 24.7円

それが12月の仮想通貨市場全体の高騰が起こり、高値は130円をつけたこともあります。
年末年始にかけてはジワジワと下がり、1月中に高値で100円になったこともありますが、40円台後半から60円台で推移していました。

2018年2月以降は各国の規制や取引所自体の様々なトラブルで仮想通貨の信頼瀬が下がってしまい、投資家の熱もやや冷めたこともあり、20円前後、つまり2017年12月の高騰前夜くらいの水準で推移している状態です。

このようにカイカコインの値動きは、日本の仮想通貨市場全体の需要にリンクしているように見られます。
ですので、今後も価格の推移は市場の需要を見ていくといいのかもしれません。

株式会社カイカの株価とカイカコインの関係性

カイカコインの値動きと、運営企業の株式会社カイカの株価推移はまったく関係がないということです。
分析に際しては、当然運営母体が消滅しては意味がないので存続に問題がないかを確認することは必須ですが、株価を参考にする必要はなさそうです。

カイカコインは将来性が不透明すぎるというデメリットはあるものの、短期的な投資(投機)には向いていて、十分なボラティリティがある銘柄です。
多くの投資家がデイトレード的にカイカコインに投資し、売却益を得ています。カイカコインはマイナス面がちらつく銘柄ではありますが、十分に利益を得られる、魅力ある仮想通貨でもあると言えるでしょう。

Zaifならボラティリティ高く、日本語で投機的にカイカコインに投資できる!

運営のカイカ社は実は「フィスコ仮想通貨取引所」の運営会社のグループ会社でもあるため、このフィスコ取引所でも上場しているので利用可能です。
ただ、フィスコ取引所はZaifの取引システムを利用しているので、それであれば本家のZaifの方がいいと考えられます。

Zaifは国内の取引所ですので、日本語で利用できること、日本の金融法が適用されることなど、安心感があります。
カイカコインを売買したい投資家はまずはなによりも先にZaifで口座開設をすることをおすすめします。

手数料 カイカコインはマイナス手数料ではなくメーカー0%、テイカー0.1%
日本円対応力 銀行振り込み、コンビニ決済、ペイジー入金が可能
独自サービス カイカコインではほぼ利用できないが、ビットコイン換金で利用可
レバレッジ カイカコインは現物取引のみ
安全性 日本の取引所で運営がしっかりしていることと、日本の法令が適用される
スマホアプリ スマホアプリもあり、便利
スプレッド 単価が安いので気にならない?
スワップポイント 現物であることと、性質上短期に向いている銘柄
サポート力 日本語対応だが、電話サポートがない
チャート、ツール 使いやすいと評判はいい

今後どうなっていくかを占う鍵はどこにあるのか?

実はカイカコインはブロックチェーン上の仮想通貨銘柄であり、ボラティリティも高いことから、マニアックな投資家には注目され続けていますが、一方で仮想通貨の根本的な理論である、ある事柄に反している部分があります。

そこにカイカコインの懸念と大きな将来性への鍵が潜んでいるようです。

無価値になる可能性はあるのか?

カイカコインの将来性において一番の心配事は、カイカコイン自体に価値がなくなってしまうことです。
仮想通貨は、例えばビットコインやイーサリアムはその価値がなくなることは考えにくい段階にきています。しかし、カイカコインはまだその懸念が大きいです。

そのひとつにあるのが、運営企業の株式会社カイカが今後カイカコインの使い道をどう打ち出してくるかです。
現状はカイカ社のセミナー関連の参加や商品への支払いにカイカコインがトークンとして利用できるのですが、それ以外に使い道はありません。

ほかの仮想通貨銘柄は例えばゲームコインなど目的が狭いものも確かに少なくはありませんが、本来はビットコインなどのように投資に利用しつつ、買いものなどにも利用できるというのが仮想通貨の姿です。

ゲームコインならまだ世界中のプレイヤーに流通しますが、カイカコインはカイカ社内でしか動かないので、今後の使い方の拡大が注目されるところです。カイカ社は使い道の拡大は目標として掲げているようですが、現実的に不透明でわかりません。

このままただのカイカ社の商品券のような存在でしか存続できなければ、仮想通貨としての価値がゼロへと近づくことになるでしょう。

カイカコインを大きく揺るがす原因となり得るものは?

もうひとつカイカコインには大きな懸念があります。それはカイカ社が自社で運営しているということです。

カイカ社がカイカコインの枚数や使用目的をコントロールしているということは、仮想通貨の誕生の理念のひとつにあった、中央集権の貨幣を否定することに反していることになります。

各国の通貨は各国の政府や中央銀行が管理し、コントロールし、その国で流通する貨幣です。
規模が変わっただけで、カイカ社が行っていることはまったく同じことです。

仮想通貨はそれを嫌う人々に賛同された理論で、その信念の上に成り立っているものでもあります。
ですので、仮想通貨の根本が違っているので、今後カイカ社の運用の仕方次第では、どんなに魅力のある使い道を提示できたとしても、カイカコインは投資家に見捨てられてしまう可能性が出てきます。

このあたりがカイカコインの将来性を握っている鍵になりそうです。

カイカコインはボラティリティがあって人気銘柄の一つ

カイカコインは特殊な立場にある仮想通貨銘柄で、例えば将来性の不透明さに不安を持たれながらも、短期売買においては投機性が高く、ボラティリティがあって人気銘柄でもあります。

運営のカイカ社の様子を逐一観察しながらであれば、カイカコインが突如無価値になるという危険性を避けることができ、ボラティリティの高いうちに売却益を得ながらデイトレードを楽しむということができるのがカイカコインの魅力です。

まだまだマイナーであることも好条件で、よくわかっていない投資家に荒らされて、それこそギャンブルのような投資になりきらないこともまた現状のメリットでもあります。

今後、いつまでカイカコインの人気が続くかはわかりませんが、短期売買で利益を上げたい投資家に今一番おすすめしたいのは間違いなくこのカイカコインになります。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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