分散型アプリケーションプラットフォームってなに? イーサリアムとの違いは?

2018年1月16日

仮想通貨全体の価値が上がってきた2017年ですが、その中でも40倍もの伸びを見せたのがリスクです。
一般的に仮想通貨のリスクはLiskと呼ばれる分散型アプリケーションプラットフォームのことで、通貨としてはLISKで通貨単位はLSKです。

Liskで使われる仮想通貨がLISKということですね。少しややこしいかもしれません。

さらにややこしいのがリスクという言葉そのもの。
英語でリスクと言えば危険性という意味になりますね。しかし、危険性を意味するリスクはRiskでLiskとはつづりが違います。もちろん仮想通貨のリスクは危険性という意味とは何の関係もありません。リスクは危ない仮想通貨という意味ではありませんから安心してください。

さて、2017年にその価値を大きく伸ばしている仮想通貨のリスクはスマートコントラクトという大きな特徴を持ちながら、スマートコントラクトの代表仮想通貨であるイーサリアムとは違う特徴も持っています。リスクの特徴をその実力を確認していきましょう。

スマートコントラクトが使える分散型アプリケーションプラットフォーム

リスクは分散型アプリケーションプラットフォームです。
分散型アプリケーションプラットフォームとは中央管理者のいないアプリを開発することができる土台という意味です。
私たちが普段スマートフォンなどで利用しているSNSのアプリではどこかの会社がアプリを管理し、利用者の個人情報やサーバなどあらゆるものをコントロールしています。

それに対して分散型ではプラットフォームに参加している人がそれぞれに分散して管理する仕組みで、どこからでも業務処理が可能、情報管理の匿名性などのメリットがあります。

この分散型アプリケーションプラットフォームとして有名なのがイーサリアムです。
イーサリアムと同じようにリスクでもスマートコントラクトが使えます。スマートコントラクトを利用したサービスの開発は非常に大きな注目を集めており、リスクの価格上昇の要因にもなっています。

リスクはよくイーサリアムと比較されますが、イーサリアムにはない特別な機能が3つあります。

特別な3つの機能

  • 開発言語にはJavaScriptを採用
  • サイドチェーンを利用することができる
  • サイドチェーン内のルールをカスタマイズできる

リスクのブロックチェーン承認はマイニングではなくフォージングと呼ぶ

仮想通貨はブロックチェーンを利用して送金などの取引内容を書き込んでいきます。
ブロックチェーンへの書き込みには取引の承認が必要になります。承認方法や承認までのスピードはそれぞれの仮想通貨によって様々です。
多くの場合この承認の作業をマイニングと呼びますが、リスクではフォージングと呼びます。

発行枚数に上限がないので、仮想通貨を「鋳造する」という意味のフォージングを使っているのでしょう。

フォージングではリスクの保有量の多い人や投票によって選ばれた人が承認することができます。
いわば、決められた人による承認です。ちょうど選挙で選ばれた人が予算の配分などをする政治の仕組みに似ていますね。リスクのフォージングの仕組みのことをDPoSと呼びます。DPoSによってより早い処理速度を実現しています。

2016年のリスクの誕生から公開までの歴史を振り返ってみよう

リスクは2016年の初めに、Max Kordek氏とOlivier Beddows氏によってCriptiとうブロックチェーンから分裂する形で作られました。
LISKは資金調達のためにICO(株式会社が新規株を上場するようなこと)を利用し5億9千万円を集めました。

資金面では、実はリスクはWindowsの開発元であるマイクロソフトからも資金援助を得ています。
リスクと同様に注目されているリップルはグーグルから資金援助を受けおり、大企業が注目する仮想通貨ということで大きな期待がかかっています。さて、マイクロソフトは当時14,000BTCの資金援助をしました。ドルではなく、ビットコインで資金援助するあたりが仮想通貨の将来を示しているようで面白いですね。

リスクの公開は2016年5月24日で世界の主要な取引所での取引が始まりました。その後、取引できる取引所は順調に増え、非常に人気の仮想通貨となっています。

特徴から読み取れる3つのメリットと2つのデメリット

リスクにはスマートコントラクトを実施していく上で優れた特徴があります。
リスクはavaScriptによる開発、サイドチェーンの利用など、他の仮想通貨と異なる機能を持っています。それぞれの仮想通貨が機能や特徴によるメリット、デメリットを抱えているようにリスクにも機能面でのメリットやデメリットがあります。

ここからはリスクの特徴から読み取れる3つのメリットと2つのデメリットを見ていきます。

3つのメリット

柔軟性が高くカスタマイズやバグの修正が簡単にできる
リスクはサイドチェーンを利用して処理をしています。サイドチェーンを利用することでメインチェーンに影響を与えることなく開発したアプリケーションの機能を改善するためのアップデートが比較的容易にできます。
本来ブロックチェーンは一方向に流れていきながら情報を書き込んでいきます。そのため、改ざんや情報漏洩の恐れが少ないのです。しかし、このことは逆にバグが発生した時の対応が難しい、システムのアップデートが非常に難しいなどのデメリットにもつながっています。リスクではサイドチェーンを利用し柔軟な対応が可能な機能をもっています。
JavaScript言語を使用することにより多くの人が使える
リスクでは開発言語としてJavaScriptを使用します。JavaScriptはプログラミング言語の中でも多くの人が使っている言語のひとつです。JavaScriptを使用してアプリケーションの開発、スマートコントラクトの記述をしていくため、多くの人がリスクでもスマートコントラクトを活用できます。
既存のサービスや商品にもすでにJavaScriptが使われている場合も多いので、リスクとコラボレーションも比較的しやすい、とも考えられます。
また、リスクの仮想通貨は発行上限がありません。次々に発行されていくリスクを利用した様々なサービスや商品を生み出すことが可能で、より多くの人にとって使いやく、普及しやすいというメリットがあります。
承認方法にDPoSを採用し、サイドチェーン効果で承認時間が短い
リスクのメリットの三番目は承認時間が短いということです。仮想通貨の代表格であるビットコインの承認時間は約10分ですが、リスクの承認時間はわずか10秒ほどです。これはサイドチェーンによって処理されるため、処理スピードが速いという理由と、承認者がDPoSによってある程度固定されているためです。
承認時間が短いということは店頭での買い物にも使いやすく、今後の普及が期待されます。

 

2つのデメリット

承認者のカスタマイズによりリスクをコントロールできる
仮想通貨の魅力として国などの中央管理者が存在しない通貨であることがあります。リスクではDAppsを立ち上げるごとにサイドチェーンを作り出します。サイドチェーンはメインチェーンと独立して様々な機能や仕様を組み込むことができます。そのため、サイドチェーン内のルールとして承認者を設定しておくことも可能になります。承認者を決められるとういことはリスクが一部の人によってコントロールされてしまう可能性があるということです。
ただ、決められるのはあくまでサイドチェーン内のルールだけで、メインチェーンは独立していますから、歯止めは十分にかかっていると考えられるでしょう。
発行上限枚数が設定されていないのでインフレのおそれ
リスクは発行上限枚数が無限でインフレ通貨になっています。インフレ通貨ということは当然インフレのおそれがあるわけです。通貨の発行量が一気にふえることにより、リスクの価値が暴落するという可能性があります。
リスクはフォージングのお報酬としてブロック承認者に与えられることで発行されていきます。フォージングの報酬は最初は5LSK、次の年には4LSK、また次の年には3LSKと減っていき、最終的には1LSKとなっていきます。このため、発行枚数が爆発的に増えることはないと考えられます。

リスクの値動きの特徴 リスクが値上がる時期は毎年決まっている?

リスクも他の仮想通貨と同じく2017年に入って急激に価値を上げている仮想通貨です。

リスクは近々セキュリティ機能を強化したアップデートもウワサされており、今後も値上がりが予測される仮想通貨です。2017年からの値動きの様子を見ながらリスクが値上がるタイミングを予想していきます。

リスクは2017年に入ってから伸びを見せて1,000円を突破

2017年3月ごろから仮想通貨の値動きが盛んになっています。

大抵は大きく上がり、その後短期間で暴落、再び反発して高値を更新していくという動き方です。リスクはその中でも大きな伸びを見せています。2017年の初めごろには10円台だったものが11月の段階では1,000円を突破するほどの勢いがあります。時価総額でも20位~30位ほどに推移しています。

日付 安値 高値
2016/04 50 921
2016/05 18 775
2016/10 14 25
2017/06 136 490
2017/08 186 844
2017/11 412 1,297
2017/12 816 3,253
2018/01 2,337 4,783

リスクはフォージング報酬が減る11月ごろに値上がりする可能性が大きい

リスクの特徴の一つに新規発行にフォージングという方式を取っていることが上げられます。
フォージングではブロックの承認をする人が投票で選ばれたり、リスクの保有量によってえらばれたりします。
ブロック承認の報酬としてリスクをもらえるわけですが、報酬額は毎年1LSKずつ減っていきます。2017年11月に5LSKから4LSKに減らされました。

この報酬改定のタイミングを挟んでリスクは大きく値上がりをしています。
11月の初め頃には500円ほどだったものが、11月の中旬には1,000円を突破しています。報酬改定は毎年行われます。

また、今後もリスクのアップデートが予定されていますから、毎年リスクの価値が上がっていくことが予想されます。

ついにbitFlyerでもリスクが上場!

bitFlyerでリスクを取扱いを開始することが発表されました。
これを期に一気に知名度があがり、発表後の価格は爆上げ。

今後はどう動いていくか、期待が寄せられています。

リスクの取引を始めるなら今がチャンス!おすすめの国内取引所は?

仮想通貨の取引をするならば、国内の取引所をおすすめします。
おすすめの理由は、日本円での入出金が簡単なことと、日本語でのサポートがあることです。
ビットコイン以外のアルトコイン呼ばれるコインの取引はまだまだ少ないのが現状です。

そのため、リスクを取引できる取引業者は限られています。さらに、取引の安全性や金融庁への登録完了業者などの最低限の安心を兼ね備えている取引所となると、1社しか選択肢はありません。それが今回ご紹介するcoincheckです。

coincheckは仮想通貨取扱数No.1の世界的にも大規模な取引所

金融庁への登録制度が始まって間もないため、登録完了業者はまだまだ少ないのが現状です。その中でもcoincheckは世界的にも大規模な取引所で、扱っている仮想通貨数はリスクを含めて12種類です。

coincheckは現在取引手数料無料のキャンペーンを行っています。
期限は決まっていませんが、終了の2週間前には告知されます。逆にこのキャンペーンはいつ終了するか分からないので、リスクの取引を始めるなら今がチャンスなのです。

手数料 期間限定ではありますが、手数料が無料になります。
指値注文も成り行き注文も手数料無料です。
日本円対応力 リスクは日本円で購入することができます。
海外の取引所ではビットコイン建てのところもおおいですが、coincheckなら日本円が使えて便利です。
独自サービス coincheckでは貸通貨サービスを行っています。仮想通貨をcoincheckに貸しつけることで年利最大5%の利息がもらえます。
レバレッジ coincheckではリスクのレバレッジ取引はできません。
レバレッジ取引ができるのはビットコインのみで倍率は最大5倍です。
安全性 coincheckはセキュリティ対策に力を入れています。
2段階認証やコールドストレージによる保管をしています。
さらにハッキングなどの被害にあった場合100万円までの補償があるので、安心して取引できます。
スマホアプリ coincheckのスマホアプリは2017年9月段階で利用者数国内No.1です。
ところがスマホアプリで扱えるのはビットコインのみです。今後のリスクへの対応に期待です。
スプレッド 仮想通貨取扱数の多いcoincheckですが、スプレッドが広いという評価もあります。
2.5%~10%のスプレッドですから、短期の取引には注意が必要です。
スワップポイント レバレッジ取引がなく、ポジションを持つことがないのでスワップポイントは発生しません。
サポート力 取引情報などのサポートは他の業者と大差ありません。
しかし、困ったときの対応として電話でのサポートをしている点は評価できます。
チャート、ツール チャート、テクニカル指標などの機能を備えた取引画面が利用できます。
リスクは販売所での取り扱いですので、取引所で使えるチャートに比べるとやや機能が劣ります。

公式サイトへ行く

リスクによってもたらされる資金調達のしやすい世界

リスクの将来性は非常に高いと思われます。Miscrosoftがリスクのパートナーとして14,000BTCもの出資をしたことからもその将来性には十分な可能性を感じます。スマートコントラクトによる商売のあり方の変化、リスクの汎用性による今後のICOのあり方の変化を考えてみます。

将来性はJavaScriptによるスマートコントラクト記述

Dappsでスマートコントラクトを記述することで、世の中の仕組みを大きく変える流れがあります。スマートコントラクトの記述にJavaScriptを利用することで多くの新規参入が見込め、スマートコントラクトによる商取引の変化が今後加速していくことも予想されます。スマートコントラクトを記述するプラットフォームとしてのリスクの存在感は今後さらに大きくなっていくでしょう。

リスクのCEOマックス氏が語るリスクの今後の展望と世界のあり方

リスクのCEOマックス氏によればリスクは誰もが気軽にICOで資金調達し、誰もが気軽にICOに参加して出資できる世界を目指すそうです。
ICOとは仮想通貨トークンを発行して資金調達する仕組みのことで今もっとも注目されている起業のあり方と言えます。

リスクはJavaScriptで新しい独自のブロックチェーンを作り出すことが可能な分散型アプリケーションプラットフォームです。
リスクを使えば、自分のアイディア、サービスや商品を実現するための資金調達が誰でも簡単にできるようになります。また出資する側も、例えばスマホから気軽に「いいね」する感覚で出資することも可能になります。

いいサービスをすぐに実現できるということは、次々に新しいサービスが生み出され、世界がどんどん便利で暮らしやすい世界になっていくということです。
リスクの将来性を考えるときアイディアにあふれ、誰もが自分のアイディアを実現することのできる世界が想像できます。

リスクはイーサリアムに似ているけれどやっぱり違う仮想通貨

リスクは分散型アプリケーションプラットフォームという意味でイーサリアムに似ています。また目指す世界の方向性も似ていると言えます。ただ、リスクはスマートコントラクトを記述する言語にJavaScriptを利用すること。サイドチェーンを利用することなど、大きな違いもあります。
JavaScriptを利用することで多くの人が開発に参入しやすい環境を提供しています。またサイドチェーンは安全性や、セキュリティ、カスタマイズ性に優れています。
リスクが今後普及していくにつれ、世の中のビジネスのかたちも少しずつ変わっていくことになるでしょう。リスクはそんなワクワク感も与えてくれる仮想通貨なのです。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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