• FXでは寝ている時に相場が動き大きな含み損を負うこともある

24時間相場が動くのでリスク管理を徹底することが大事

2017年8月22日

FXでは常に相場が変動しているため、チャートを見れない寝ている時に大きな含み益を出すこともあれば、大きな含み損を負うこともあります。

しかし、寝ている時だからといって何もしないでおくと運任せになってしまい、良い結果は望めません。
チャートが見れない時間が長いからこそ、さまざまなリスク管理が必要です。FXを始めたは良いものの「寝ている間に大損していた」なんてことがないようにしていきましょう。

FXで気をつけなければいけないことの1つが「寝ている時の大きな損失」

「朝起きたら大きな損失を負っていた」「朝状況を見たらポジションが解消されていた」など、寝ている時の相場の変動で痛い目に遭うリスクがあります。

FXは朝でも夜中でも取引できるため、仕事が忙しい人でも時間を気にせず取り組めるというメリットがあります。しかし、24時間取引できることがデメリットになる場合もあります。

また、通貨ペアによっては、夜中の方が相場が活発に動くものもあります。FXでは、気をつけなければいけないことがたくさんありますが、寝ている時の含み損はその中の1つです。

FXは24時間変動するため寝ている時に大きな損失を負うことがある

FXで寝ている時に、大きな含み損を負った経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
株式投資の場合は9〜15時の間しか売買できませんので、相場が動く時間帯も限られています。しかしFXの場合は、平日24時間常に相場が変動しています。

各国時差があるため、日本が夜の時間帯にアメリカなどでは相場が大きく動くことも珍しくありません。
そのため、寝る前までは特に問題ないように見えた相場・ポジションも、寝ている間に大きな出来事が起こり、暴騰・暴落している可能性があります。

朝起きて大きな損失を負っていてもダメージは大きいですが、場合によってはロスカットされていることもあり、ポジションが無くなっていることもあります。
寝ている間=相場を見れない・取引できない時間帯ですので、この時間帯に想定以上の損失を負わないようにする工夫・対策が必要です。

寝ている時の大きな含み損を防ぐリスク管理やロスカットについて

寝ている時に相場が大きく動いてしまっっては、大きな損失を負ってしまいます。
こういった時の含み損の拡大を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。何も対策を打たないとどれだけ稼いでもすぐに損失を負うことになります。

FXには含み損が大きくなり過ぎた場合に損失を確定するロスカットという仕組みがあり、最低限の資産を守ってくれます。

最悪の事態に資産の一部を守る「ロスカット」制度とは?

FXには「ロスカット」と言われる仕組みがあります。
ロスカットとは、含み損が大きくなり過ぎた場合に保有ポジションがすべて強制決済されることです。ロスカットが執行されるのは証拠金維持率が業者が定める基準値を下回った場合であるため、「含み損が●円」になったらロスカットになるのではなく「証拠金維持率が●%以下」になればロスカットになります。

ロスカットは、最悪の事態においても「投資家の資産を最低限守る」という目的の元導入されています。
寝ている時に相場が暴落するなどした場合も、資産が0円になるのではなく、ロスカットによって一部の資産を残せる可能性があります。高レバレッジ取引や、証拠金が少額の場合は証拠金維持率が低下しやすいため、ロスカットになりやすいです。

逆指値注文などを利用してリスク管理をりておくことも大切

最悪の事態を避けるためにロスカットに頼るのもいいですが、含み損の損失が確定されるため、資産の大半を失ってしまいます。
ロスカットは資産の一部を守ってくれますが「ロスカットにならないようにリスク管理すること」がまずは大事です。逆指値注文などを活用して、ロスカット以前にリスク回避をしましょう。

逆指値注文を使えば、寝ている時でも相場が不利な方向へ動けば自分の希望レートで損切りが可能です。
計画的な損切りであれば損失も限定でき、大きな痛手を負いません。ロスカットは意図的に狙うものではありませんので、そうならないように「証拠金を十分に入れる」「高レバレッジで勝負しない」「損切りルールを決め徹底する」などのリスク管理の徹底を行いましょう。

資産を失わないためにもチェックしておきたい「証拠金維持率」とは?

FXをする上で常に注目しておかなければならないのが「証拠金維持率」です。
特に含み損が大きくなった場合は注意して見なければなりません。なぜなら、証拠金維持率が一定値まで低下するとロスカットになり、預け入れている大半の資産を失うためです。

まずは、証拠金維持率がどのようにして算出されるのか、どれくらいの水準が危険なのか、危険水域まで低下した時の対処法などについて、見ていきましょう。

低水準は危険!常に高水準をキープする!常に注目しておきたい証拠金維持率とは?

FXでは、一定額以上の証拠金を業者に預けて取引を行います。
こういった取引を証拠金取引と言います。証拠金維持率とは、ポジションの必要証拠金に対する実効証拠金の割合のことです。

計算方法は簡単で「証拠金残高÷必要証拠金×100」で算出が可能です。
例えば、必要証拠金が2万円でポジションの含み損が3千円の場合、証拠金残高が1万7千円となり「証拠金残高1万7千円÷必要証拠金2万円×100=証拠金維持率が85%になります。

証拠金維持率が低下すると余裕がなくロスカットへと近付き、証拠金維持率が高い水準だと余裕があることを表します。
証拠金維持率が低くなった場合に高める方法は、追加で資金を投入して証拠金を増やすか、ポジションを解消するかの大きく2つです。いつ相場が大きく変動するかわかりませんので、常に証拠金維持率に余裕がある状態を作っておくのが安定運用のポイントです。
リスク管理は非常に重要です。

業者によっては証拠金維持率が50%を切るとロスカットが発動する

証拠金維持率が低下すると、保有ポジションが強制決済されるロスカットが発動します。
証拠金維持率が何%まで低下すればロスカットになるかは、業者によって異なります。50%以下でロスカットになる業者もあれば、20〜30%の水準でロスカットになる業者もあります。

自分の利用している業者・利用する予定の業者は「何%になったらロスカットになるか」を必ず把握して証拠金維持率をコントロールしていきましょう。

ロスカット前に「危険水域だ」と警告してくれるマージンコール

通常、証拠金維持率が低下してもいきなりロスカットになるわけではありません。
まずは、危険水域まで低下した時点で「マージンコール」があります。

マージンコールとは「証拠金維持率が低下してロスカットの危険性があるので証拠金を追加投入してください!」という警告のことです。例えば、証拠金維持率が30%でロスカットになる場合は、証拠金維持率が50%時点でマージンコールがあるなどです。
マージンコールがかかる=ロスカットの執行が近いということですので十分に注意しなければなりません。

相場展開によっては、マージンコールがかかって短時間の内にロスカットに至るケースもあります。
マージンコールがあった場合の対処法は先述の通り大きく2つで、「追加で証拠金を入金して証拠金維持率を高める」「ポジションの一部を決済して証拠金維持率を高める」です。もちろん「相場展開が回復することを期待して何もしない」という方法もあります。

証拠金追加、ポジション決済の何れの対処法にしても、少額の追加ではほとんど維持率が変わらない可能性もあります。相場の状況にもよりますが、安全圏まで維持率が上昇するように対処しましょう。

チャートを見れない時間こそ徹底してリスク管理を行う

確かに寝ている間はチャートを見ることはできませんし、通貨ペアによっては日本時間の夜中の方が活発に相場が変動することもあります。
ロスカット制度があることは理解した上で、ロスカットにならないように証拠金維持率を高水準で維持できるようにしましょう。

そのためにも、逆指値注文などを利用したルールに則った損切りが必要です。寝ている時や仕事の時など、チャートを見る時間がない時こそ徹底したリスク管理が大切です。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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