• 日足、週足、月足、年足の内容や特徴、見方のポイントについて

さまざまなスパンのローソク足を見て分析・予測することが大事

2017年8月1日

ローソク足は、1分足や5分足などの分足や時間足だけではありません。
もっと長期スパンの日足や週足、月足、年足などもあり、これらも活用することで、より精度の高い相場分析・予測もできたりします。

ローソク足の日足、週足、月足、年足の内容や特徴について

ローソク足は、分足や時間足だけでなく、日足や週足、月足、年足などもあり、これらのローソク足を活用することで、長期スパンの相場動向の予測がしやすくなります。
ローソク足を使って相場分析する際は1つのスパンの足だけでなく、さまざまなスパンの足を見ることが大事です。

ローソク足の日足、週足、月足とは?短期〜長期スパンまで揃う

ローソク足は一定期間内の始値、終値、安値、高値を表したものであり、一定期間のスパンは非常に多くの種類があり、5分間であれば5分足、15分であれば15分足、30分であれば30分足、1日であれば日足、1週間であれば週足、1ヶ月であれば月足と言います。

つまり、「●●足」の●●に入るのがローソク足のスパンのことであり、日足であれば1日の相場の始値、終値、高値、安値を1本のローソク足で表し、月足であれば1ヶ月の相場の始値、終値などを1本のローソク足で表します。
ローソク足は始値と終値を示す胴体部分と、高値と安値を示すヒゲ部分で構成されており、始値よりも終値が高ければ陽線、終値が安ければ陰線と言います。

陽線で胴体が長ければ上昇する力が強く、胴体が短ければ上昇する力が弱めで、陰線で胴体が長ければ下降する力が強く、胴体が短ければ下降する力が弱めです。
そして、陽線で上ヒゲが長ければ上昇するも下がったことを示すため、上昇する力が弱まっている可能性がありますし、陰線で下ヒゲが長い場合も下がって上がったことを示しますので、下落する力が弱まっている可能性があることを表します。

スキャルピングやデイトレードなどの短期売買をする場合は、1分足や5分足、15分足など、短期スパンのローソク足を特に参考にすることが一般的で、長期売買の場合は日足や週足などのスパンのローソク足を特に参考にしたりします。

長い目で見ると日足、週足、月足もまったく別物ではない

さまざまなスパンのローソク足がありますが、長い目で見るとまったく別物のローソク足ではありません。
例えば、1週間単位の相場の始値や終値を表したローソク足が週足ですが、1本の週足は、7日間の相場の始値や終値、高値や安値で構成されています。
7日間の相場を表すものは、7本の日足であり、7本の日足が1本の週足を作ります。

また、1本の日足は24本の1時間足から構成されており、1本の月足は30〜31本の日足や週足から構成されているなど、それぞれまったくの別物ではなく関連性が深いものになります。

年足は1年間の相場の動向を表す最も長期スパンのローソク足

年足とはローソク足の中で最も長期スパンの始値、終値、高値、安値を使ってできた足のことで、1本のローソク足で1年間の相場の四本値を示します。

5本あれば5年間の相場動向を見れますし、10本あれば10年間の相場動向を確認できます。相場が年単位の長期スパンでどのような方向性なのかを知ることができます。
投資スタイルが長期取引の場合に、方向性を知るための参考指標の1つとして使えます。

ローソク足はさまざまなスパンの足を見ること!ローソク足の見方のポイント

ローソク足を見れば、各スパンでの相場の力関係を分析・予測することができます。
しかし、注意しないければならないのが、1分足しか見ない、15分足しか使わない、日足しか表示しないなど、1つのスパンのローソク足だけでなく、多くのスパンのローソク足を見て相場分析することが大事です。

ある程度、実績や経験のあるトレーダーであればいいですが、初心者の方や経験の浅いトレーダーは、さまざまなスパンのローソク足を見て分析・予測するようにしましょう。

短期場売買でも長期売買でも多くのローソク足を見て分析・予測することが大事

基本は長期取引をする際に、優先的に日足や週足、月足を見て分析しますが、「短期取引の人は見ないでいい」ということではありません。また、短期取引を基本とする人は、分足や時間足を優先的に見て分析しますが、日足や週足などを見ないでいいということでもありません。

木を見て森を見ずにならないように、短期取引の人は分足や時間足だけでなく日足や週足、月足なども見て分析した方がいいですし、長期取引の人は日足や週足、月足だけでなく、分足や時間足も見て分析をした方がいいです。

それぞれ、長期スパンでの相場感、中期スパンでの相場感、短期スパンでの相場感をしっかりと確認した上で予測することが大事です。
必ず1のスパンだけでなく、多くのローソク足を見て、長期間で見た場合のトレンドや短期間で見た場合のトレンドを確認した上で今後の展開を予測するようにしましょう。

大きな事件や震災などが起きた場合は株安へ動く傾向があり陰線が出現する

何か大きな事件や大震災などが国内で起きた場合は株安に動くのが一般的です。
つまり、陰線のローソク足が多く出現し、下降トレンドが表れます。特に事件や震災の規模が大きいほど、売りが多くなり、胴体の長い陰線が表れます。

また、国際的に有事やテロなどの地政学リスクが高まった場合も同様で株安となり、多くの陰線が出現します。

特に最近は北朝鮮に関する地政学リスクがあり、リスクが高まれば株安へ動きます。
大きな事件や震災、有事やテロなど、さまざまなリスクにより株安へと動くため、相場には強めの陰線が多く出現しやすいことを把握しておきましょう。

株式投資が始めてな方は短期〜長期までのローソク足を見て判断する

ローソク足は分足や時間足だけでなく、日足や週足、月足、年足などの長期スパンのローソク足もあり、これらのローソク足も見ることで、より相場の分析・予測をしやすくなります。
すべてのローソク足は関連性があり、短期だけ見る、長期だけ見るなどのように視野を狭めないことが大切です。

特に株式投資を始めて間もない方は、短期〜長期までのローソク足を見て判断するようにしましょう。

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