• NISA口座の非課税メリットなど最大限に利用することが大事

NISAは売却益や配当金の利益が非課税・確定申告の心配も必要ない

2017年8月2日

NISAを使う場合は、そのメリットを最大限享受するべきです。
最大で5年間600万円が非課税となるため、課税口座に対して大きく収益を出すことが可能です。
課税口座とNISA口座では利益を出した時の税金がどれくらい違うのでしょうか。
また、利益を出した時に必要になる確定申告は、NISA口座でもやはり必要なのでしょうか。
NISAの非課税メリットなどを最大限享受するために、非課税や確定申告のメリットについて考えてみましょう。

NISA口座の特徴・メリットを理解して最大限に利用しよう

NISAを使えば、1年間120万円の投資まで非課税になる大きなメリットを受けられます。
これは、非常に魅力的なメリットであり、特定口座や一般口座で投資するよりも大きな収益を得れるようになります。

特定口座や一般口座の場合は、どれくらい税金がかかるのでしょうか。また、NISAは収益を出すことでデメリットなどはないのでしょうか。

特定口座や一般口座であれば利益が大きいほど納める税金も多くなる

特定口座や一般口座で上場株式などを行う場合は、利益に対して20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)の税金が課税されます。

例えば、売却益が100万円出た場合は「100万円×20.315%」で203,150円の税金がかかります。
売却益が300万円出た場合は「300万円×20.315%」で609,450円もの税金がかかります。売却益や配当金のおよそ2割が税金で取られてしまうため、利益が大きくなるほど納める税金も多くなります。

せっかく利益で1,000万円出したとしても、およそ200万円を税金で取らてしまうのでとてももどかしいです。

NISAは非課税枠があるため売却益・配当金・分配金が多いほど得になる

特定口座や一般口座であれば、利益が大きくなるほど税金は多くなりますが、NISA口座は利益が大きいほど得をします。
NISAは、毎年120万円の投資非課税枠が最大5年間、計600万円受けれます。
上場株式や株式投資信託・上場投資信託・上場投資証券・不動産投資信託の対象商品をNISAで購入すれば、売却益や配当金・分配金がすべて非課税になり税金がかかりません。
そのため、120万円商品を購入して売却益が300万円出ても、通常は60万円ほどの税金がかかるにも関わらず、NISAの場合は税金0円です。

利益が500万円や1,000万円出たとしても非課税になるため、利益が出るほとお得になります。特定口座や一般口座よりも2割近く収益が多く出せるため非常にメリットが大きいです。

銀行預金に預けっぱなしは増えているようでまったく増えていない

「投資はなんとなく恐いので銀行預金に預けている」「銀行預金も利息が付くのでお得だ」「投資は元本割れもするから元本割れリスクのない預金がいい」など、さまざまな理由で資産の多くを銀行預金に預けている人がいます。

銀行預金に預けること自体は何も悪くありませんが「増えているようでまったく増えていない」ため、資産を増やしたい方は、預ける額を検討し直してもいいでしょう。
三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行のメガバンクの2017年7月現在の金利は下記のとおりで、非常に低金利なため、ほとんど利息は付きません。

普通預金         年0.001%
定期預金(300万円未満) 年0.010%
定期預金(300万円以上) 年0.010%

仮に、1,000万円を定期預金に預けていても年間の利息はわずか1,000円です。さらに、そこから税金が引かれますので、実際に受け取れるのは800円程度です。銀行が破綻しない限りは元本割れすることもありませんが、金利は限りなく0%に近いため、預けていてもほとんど増えることはありません。「資産を増やしたい」と考える場合は、多少のリスクを背負っても上場株式や投資信託を行った方がいいかもしれません。NISAも2023年までは開設できますので、非課税枠を上手く活用して資産を増やすことが可能です。

NISA口座は利益・損失に関わらず確定申告の必要はない

通常、上場株式を行う場合は、属性や利益額によっては自分で確定申告をする必要が出てきます。
サラリーマンや主婦であっても、同様に確定申告をしなければなりません。確定申告は自分の納税額を算出し納税するために行いますが、非課税のNISA口座は確定申告は必要なのでしょうか。

株式の場合の税金は「譲渡益課税」と「配当課税」利益によっては確定申告も必要

上場株式を行う場合にかかる税金は、売買して得た利益にかかる「譲渡益課税」と、配当金を受け取った時にかかる「配当課税」の2つです。
どちらも20.315%の税金が課税されます。例えば、売却益30万円や配当金2万円の場合は下記のようになります。

売却益が30万円→税金60,945円→税引き後利益239,055円
配当金が2万円→税金4,063円→税引き後利益15,937円

サラリーマンで普段給与所得を貰っている人も、譲渡所得など給与所得以外の所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。
しかし、譲渡所得など給与所得以外の所得が20万円を超える場合は確定申告をしなければなりません。つまり、株で20万円以上利益を出した場合は、自分で確定申告が必要ということです。
確定申告をしないでいると、延滞税や加算税を追加で納税しなければならなくなります。

NISAの場合は譲渡所得、配当所得が非課税だから確定申告の必要がない

通常、上場株式などを行う場合は、大きく利益を出すと確定申告が必要になります。しかし、NISAの場合はどれだけ利益を出しても確定申告の心配はいりません。
なぜなら、利益を出しても非課税ですし、仮に損失を出しても税金がかからないためです。
NISA口座で購入した120万円の商品の売却益や配当金に関しては、確定申告をしないで問題ありません。

NISA開設期間は限りがあるため興味がある方はメリットを活かして活用を!

通常は、売却益や配当金に対して20.315%の税金が課税されますが、NISAであればどれだけ利益を出しても税金は0円です。
非課税なため、大きな利益を得れるチャンスがあります。また、利益を出しても税金がかからないため確定申告をする必要もありません。

銀行に預金するのも1つの資産運用ですが、金利は0%に限りなく近いため配分を検討し直してもいいでしょう。

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