• スカスカの板には要注意 買い板が並ばない株は危ないかも・・・

数字の横についているマークの意味は?「特」マークは特に注意

2017年3月17日

板情報とい言葉を聞いたことがありますか?株価の値動きを見ながら取引をするときに、とても役に立つのが板情報ですよね。
板情報を見るとはどの値段でどれだけの注文が入っているのかが一目で分かるので、特にデイトレーディングをしている人には必須の情報といってもいいでしょう。

板情報で注文の状況が分かるので、株価がどのように動いていくかの予想もある程度できます。しかし、だからといって板情報は万能ではありません。

今回は板情報を利用するときの注意点として、板がスカスカになっている場合について考えてみたいと思います。

買い板がスカスカ?売り板がスカスカ?は要注意です!

みなさんは株の取り引きをする際、どのような指標を見ながら取引をするでしょうか。
会社の業績情報や各種指標を分析しながら取引する人もいるでしょう。また、板情報を頼りに取引をする人もいるかもしれません。

その板情報がスカスカになっているときには注意が必要です。
板がスカスカになっていると思わぬ高値で株を買ってしまったり、利益確定のために売ろうと思っても買い手がつかなかったりします。

特に成り行き注文をだしてしますと値段の振れ幅が大きいため不安定になります。

買い板がスカスカの場合は急落の可能性もあり

特に買い板がスカスカの状態では「ナイアガラ」とよばれる大幅下落の可能性もあるので注意してください。
買い板も売り板もスカスカの場合は売買が活発ではないのでそれほど株価は急激に動くことは少ないですが、買い板がスカスカの場合は急落の可能性が高いと言えます。

スカスカの板が意味するもの 何が読み取れる?

板情報とは株の売り注文や買い注文の状況が示されている情報です。
板は気配値とも呼ばれます。

板には左から「売り数量」「価格」「買い数量」の3つの列があります。
慣れていればこの板情報から買い時や売り時が分かってきます。

さて、この板の「売り数量」や「買い数量」が極端にすくなかったり、まったく表示されないことがあります。
この状態が板がスカスカだというように表現します。
板がスカスカだということは買いたい人や売りたい人が少ないということになり、売買が活発ではないということになります。

ここで、売り板がスカスカで買い板ば多い場合を考えてみましょう。
これは買いたい人は多いけれど、売りたい人は少ないということを意味します。

つまり、多くの人が欲しがっていて手放したくないと思っている銘柄だということですね。こういう株は今後値上がりするのではないかと予想できます。

逆に、買い板がスカスカの場合はどうでしょうか?売りたい人がたくさんいて、買いたい人は少ないような株の場合です。

この場合、その値段で株を買おうという人が少ないので買うのを控えようと考えます。
そうすると値段がさらに下がり、逆指値注文がだされ、さらに大幅に下落するというような現象も起こりえます。

【特】マークがでたら特に注意

板情報を見ていると時々「特」「注」「前」「S」などのマークを見かけることがあります。
見慣れていないとびっくりするかもしれませんが、まずはそれぞれのマークの意味を確認してみましょう。

板情報にでる「特」などのマークの意味を知ろう

「特」は「特別気配」を意味しています。
買い注文、売り注文のどちらかに大量の注文が入った時にだされます。その場合、急激に株価が変化しないように取引を調整する時間が設けられるのです。

「注」は「注意気配」のことで、直前に約定した値段からかけ離れた値段で注文が出た時に出されます。
特別気配は大量の注文が入った時でしたが、注意気配は逆に注文が少なすぎて、板が飛び飛びになっているときに急激な株価の変化を抑えるために、間の注文が入るのを待つための調整時間になります。

「寄前気配」を示す「前」は寄り付き時間より前にだされた注文を示すマークです。そして「S」は「ストップ高・ストップ安」になると出されるマークです。

「特」の文字に注意が必要なわけ

「特別気配」を意味する「特」のマークがだされると取引を調整する時間が設けられると説明しました。もう少し詳しく見ていきましょう。

特別気配がだされると約定の方法が「ザラバ方式」から「板寄せ」方式に変更されます。特別気配がだされると5分は対応する注文がだされるまで現状を維持します。

しかし、板寄せ方式のため、5分を過ぎると買いであれば繰り上がります。

この時その値段ズバリの指値注文はもとの板に据え置かれますが、それ以外の注文を出している場合は5分ごとに繰り上げられます。

大量に出された注文を処理するために自動的に価格が繰り上がったり、下がったりするため、思ってもみない高値で買ってしまったり、逆に低い値段で売ってしまったりします。
ですから「特」のマークが出た時には注意が必要です。

スカスカの板や板に出された「特」のマークには注意しよう

スカスカの板になっている株は取り引きが活発でなく、値動きが分かりにくいものです。
場合によっては急激な値段の変化が起こることもあります。特に「特」のマークがついているときには自動的に株価が上がって(下がって)いくので注意が必要です。

スカスカの板と一口にいっても、全体的にスカスカの板、買い板がスカスカ、売り板がスカスカの場合があります。それぞれの状態が何を意味しているのかを注意してみなければいけません。特に買い板がスカスカの場合は暴落の危険性もあることをおさえておきましょう。

板情報に時々でてくる各種マークのうち「特」のマークには特に注意が必要です。この特別気配がだされると取引方式がザラバ式から板寄せ方式に変更され、5分ごとに株価が自動的に上げられ(下げられ)ます。場合によっては意図しないほど高値で買ったり、低い値段で売ったりすることになってしいます。

株の取引きでは板情報を頼りにする場面もあると思いますが、スカスカの板、特に「特」が出されているときには様子を見ながら取引をするのがいいのかもしれませんね。

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