• 柿安本店の株主優待は株主優待利用券。レストランや惣菜、和菓子など5つの事業を展開する食品企業

レストラン・惣菜・和菓子・食品・精肉の5つの事業で350店舗以上を展開

2018年3月25日

柿安本店という企業をご存知ですか?レストランや惣菜店、和菓子店など多くのブランド・店舗を展開している食品企業です。商品力と接客サービスに力を入れており、食の生産〜加工・販売まで一貫しておこなってる企業です。

創業140年以上の老舗企業でJASDAQに上場しており、株主優待も実施しています。ここでは、柿安本店の株主優待内容や企業情報、投資情報などについて紹介していますので、食品企業や優待株に興味がある方は確認してみましょう。

19ブランド・350店舗以上を展開。5つの事業を展開する総合食品企業

柿安は「外食」「中食」「内食」の3つのカテゴリーで

  • レストラン事業
  • 惣菜事業
  • 和菓子事業
  • 食品事業
  • 精肉事業

の5つの事業を展開している総合食品企業です。日本三大和牛の1つである松坂牛の仕入〜販売までおこない、素朴で懐かしい団子や大福などの和菓子、健康的なサラダや惣菜、弁当などを提供しています。

創業以来「おいしいものをお値打ちに提供する」という経営理念のもと、

  • KAKIYASU DINING
  • Shang-hai DELI
  • 三尺三寸箸
  • 炭火焼ハンバーグカキヤス
  • 柿安Meat Express

など、19ブランド・350店舗以上を展開しています。商品力だけでなく、接客サービスにも力を入れている企業です。直営店舗だけでなく、柿安オンラインショップや楽天ショップ、Amazonでも商品を販売しています。

何を製造しているのか?牛めしや大福、おはぎ、牛肉しぐれなどを製造販売

  • 「惣菜事業」
    • 牛めし
    • 大海老マヨ
    • 焼き餃子
    • 海老焼売
    • 肉まん
    • 肉じゃが
    • だし巻き玉子
    • 牛すじの煮込みなど

 

  • 「和菓子事業」
    • 大福
    • どら焼
    • おはぎ
    • 団子
    • パフェ
    • フラッペなど

他にも、牛肉しぐれや茶漬、カレーなどを製造し販売しています。

「実績や歴史」1871年に牛鍋店として創業。「三重県を応援する企業」にも任命

柿安本店は明治4年創業で昭和43年に設立されました。資本金は12億6,900万円で従業員数は3,442名です。(2017年2月28日時点)

1871年に牛鍋店柿安として創業し、1968年に三重県に株式会社柿安本店を設立。1978年には牛肉しぐれ煮の製造工場「しぐれセンター」、1981年には精肉加工工場のミートセンターを新設しました。

1997年には日本証券協会に株式を店頭登録し、翌年には柿安ダイニング1号店を出店。2003年にはビュッフェレストランの三尺三寸箸1号店、2005年には口福堂1号店を出店します。

2008年には和菓子の製造工場である柿安スイーツファクトリーを新設し、2013年には「三重県を応援する企業」として三重県から任命されます。2015年にはミラノ国際博覧会の日本館フードコートに出店します。

柿安本店の株価や配当を紹介

ここでは、柿安本店の権利確定日や利回り、株価、必要投資金額などについて確認していきましょう。
ただし、下記数値のほとんどが常に変動をしていますので、実際に柿安本店への投資を考える場合は、最新情報を必ず確認して判断するようにしてください。

事業の種類:飲食料品 優待の価値:1,000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 2月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
2,895円 1.90% 0.34%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
289,500円 100株 55円

株主優待は100株以上保有でレストランや惣菜店で使える株主優待利用券

柿安本店の株主優待は100株以上保有で、下記優待内容を受け取ることができます。

■100株以上300株未満の場合、株主優待利用券1,000円分(1,000円券×1枚)
■300株以上500株未満の場合、株主優待利用券3,000円分(1,000円券×3枚)
■500株以上800株未満の場合、株主優待利用券5,000円分(1,000円券×5枚)
■800株以上1,000株未満の場合、株主優待利用券8,000円分(1,000円券×8枚)
■1,000株以上2,000株未満の場合、柿安グルメフリーチョイス引換券10,000円相当
■2,000株以上3,000株未満の場合、柿安グルメフリーチョイス引換券10,000円相当+株主優待利用券5,000円分(1,000円券×5枚)
■3,000株以上の場合、柿安グルメフリーチョイス引換券20,000円相当

株主優待利用券は対象レストランや惣菜・和菓子店で利用できます。柿安グルメフリーチョイス引換券は、10,000円相当で下記の中から好きな商品を1つ選べます。

  • すき焼用松阪牛 580g(わりした付)
  • しゃぶしゃぶ用松阪牛 580g(ごまだれ付)
  • 柿安プレミアムあぐ〜しゃぶしゃぶセット 800g(ぽん酢付)
  • 株主優待利用券(1,000円券×10枚)
  • しぐれ煮詰合せ

惣菜・レストラン・精肉・料亭・和菓子・料亭しぐれ煮の各ブランドを展開

柿安本店では、各事業で下記のブランド・店舗を展開しています。

柿安本店のブランド・店舗
惣菜
KAKIYASU DINING(洋惣菜)
Shang-hai DELI(中華惣菜)
柿安牛めし(弁当専門店)
おかずや(和惣菜)
上海饅頭店(飲茶・点心)
Persimmon Garden(惣菜ダイニング)
精肉
柿安精肉
レストラン
三尺三寸箸(ビュッフェレストラン)
上海柿安(中華ビュッフェレストラン)
Meat Meet
炭火焼ハンバーグカキヤス
グリル&カレーカキヤス
炭火焼グリルカキヤス
柿安Meat Express
グリルカキヤス
料亭
柿安
和菓子
口福堂
口福堂だんご
adzuki
柿次郎
料亭しぐれ煮
柿安

惣菜・レストラン・和菓子のブランド・店舗が多く、惣菜・和菓子に関しては全国の広い範囲に展開をしています。

前期末段階での各事業別出店・退店数は
精肉事業:出店2・退店2
惣菜事業:出店6・退店0
和菓子事業:出店5・退店4
レストラン事業:出店1・退店2
食品事業:出店0・退店1です。

今期は増収増益予想。柿安本店の業績はいかに!

■2017年2月期業績
売上高 :435億800万円(前期比±0.0%)
営業利益:22億4,000万円(前期比−6.2%)
経常利益:22億7,900万円(前期比−5.7%)
利益  :12億5,300万円(前期比−7.2%)

■2018年2月期の会社予想
売上高 :440億円(+1.1%)
営業利益:25億5,000万円(+13.8%)
経常利益:26億円(+14.1%)
利益  :16億円(+27.7%)

■第3四半期連結業績(2018年1月発表)
売上高 :315億7,200万円(前年同四半期比+1.1%)
営業利益:15億1,300万円(前年同四半期比+19.6%)
経常利益:15億4,900万円(前年同四半期比+19.7%)
利益  :9億7,900万円(前年同四半期比+40.3%)

精肉・惣菜・和菓子事業の注力点や売上高・営業利益は次のようになっています。

精肉事業

小間きれなどの既存定番商品を見直し、自社オリジナルブランドの「柿安牛」や沖縄ブランド銘柄豚「あぐ〜」などの差別化を進め、「究極の黒毛和牛三重柿安牛入りメンチカツ」など肉惣菜中心の取り扱いを強化したことにより活性化を図りましたが、売上高は前期比−1.4%と落ち込み、セグメント利益は前期比−11.2%と大きく落ちてしまってします。

惣菜事業

「黒毛和牛牛めし」や「黒毛和牛牛めし&国産うな重」などの基幹商品のラインナップを強化し、栄養価の高い食材を使用した健康や美容を意識した商品開発に力を入れています。その結果、売上高は前期比+3.7%と伸びたものの、セグメント利益は前期比−1.9%と減少しています。

和菓子事業

人気商品の「フルーツ大福シリーズ」の拡充をおこない、接客研修などによる接客力強化を図っています。その結果、売上高は前期比−0.2%と微減も、セグメント利益は前期比+8.9%と大きく伸びました。「レストラン事業」は、季節メニュー・限定メニューなどに注力しましたが、売上高は前期比−3.4%、セグメント利益は前期比−58.4%と大きく落ち込んでいます。

食品事業

減塩シリーズや惣菜シリーズの組み合わせギフトなどの提供も開始しましたが、売上高は前期比−1.7%、セグメント利益は前期比−8.9%と大きく落ち込む結果となりました。

経常利益の進捗率は約59%となっています。
精肉事業・惣菜事業は比較的順調に推移しているものの、和菓子事業(利益23.7%減)、レストラン事業(売上4.6%減)、食品事業(売上9.4%減)は売上減・利益減となっています。

キャピタルゲイン目的に投資をしたい方にオススメ

柿安本店の株主優待は、100株以上(必要投資金額289,500円)保有で1,000円分の株主優待利用券をもらえます。
株主優待利用券は柿安本店の各店舗で利用できるため、レストランでの外食や惣菜・和菓子店舗での買い物など幅広い使い方が可能です。

利用できる店舗は少なくないため主婦にとって使い勝手も良く嬉しい内容です。
優待利回りは0.34%と低いため、優待を第一目的に投資するには非常に敷居が高い銘柄と言えるでしょう。

ここ1年で見ると株価は上昇しており、PERは19.36倍と割高感が見受けられるため、投資を検討するのであれば、もう少し株価が下がったタイミングであくまでも売買益を目的にした方がいいでしょう。

普段から柿安本店の店舗やサービスを利用している方だけでなく、飲食株に興味がある方にオススメです。

利回りは高くないが各店の利用者には嬉しい株主優待利用券

柿安本店はレストランや惣菜、和菓子店などを展開し、多くの商品を製造・販売しています。
株主優待は100株以上保有で受け取り可能で、各店舗で利用できる株主優待利用券と便利です。

優待利回りが3%、優待+配当利回りが5%を超える優待株も少なくない中で、優待利回り1.0%以下というのは物足りなさもあります。

ただし、株主優待利用券は柿安本店が運営している精肉店・レストラン・惣菜店・和菓子店で利用できるため、普段から店舗で買い物をしている人にとっては嬉しい内容です。

特に、惣菜店と和菓子店は全国の広いエリアで展開しているため、利用しやすいですし、晩御飯のおかずを購入したり、ちょっとひと息つきたいときのお菓子に充ててもいいでしょう。

興味がある方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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