• 日清食品ホールディングスの株主優は自社製品詰め合わせ。カップヌードルやチキンラーメンなどの会社

誰もが知っているカップめんや冷凍食品を幅広く製造販売している

2017年11月5日

「日清」と聞けば多くの人がいろんな商品を思い浮かべるのではないでしょうか。日清食品ホールディングスは、カップヌードルやチキンラーメン、どん兵衛など、多くのヒット商品を生み出している企業です。「汁なし担担麺」や「一平ちゃん」などを展開する明星食品も2006年に日清食品グループに加わりました。国内だけでなく海外でも積極展開しており、カップヌードルの知名度は世界的です。

ここでは、日清食品ホールディングスの企業情報や株価情報、株主優待情報などについて紹介します。これから優待目的で投資を始めたい方は、いくつかの銘柄情報を比較した上で投資するようにしましょう。

国内だけでなく海外で多くの製品を販売し食育活動や社会貢献活動も展開

カップヌードル、チキンラーメン、U.F.O、どん兵衛など、誰もが知っているカップめんや冷凍食品、菓子類などを販売している日清グループ。国内だけでなく海外にも多くのグループ会社を展開し、カップヌードルは海外でも販売しており、販売数は400億食を超えています。
2008年に持株会社へと移行し、グループには日清食品や明星食品、日清食品チルド、日清ヨークなど多数の企業が属します。

「食の安全」を経営の最重要課題と位置づけし、食品研究所を中心に徹底した品質管理体制も設けており、安心・安全な製品を提供し続けています。飲食料品の販売だけでなく、食育活動やミュージアム運営、安藤スポーツ・食文化振興財団の設立・運営など、社会貢献活動にも力を入れています。日本を代表する企業の1つです。

何を製造販売している?カップヌードルやU.F.Oなど誰もが知っている製品シリーズ

日清食品ホールディングスは、乾麺や冷凍食品、菓子類などさまざまな製品を製造販売しています。一部のブランドを紹介すると、

  • カップヌードル
  • 日清カレーメシ
  • 日清のどん兵衛
  • 日清ラ王
  • 日清のとんがらし麺
  • ごろっとグラノーラ
  • 日清焼そばU.F.O
  • チキンラーメン
  • シスコーン
  • ココナッツサブレ
  • 日清焼そば
  • 出前一丁
  • チョコフレーク
  • 日清麺職人
  • ピルクル
  • 行列のできる店のラーメン
  • 日清Spa王
  • つけ麺の達人
  • エースコイン
  • B-1グランプリシリーズ
  • 日清のトクホ

など、他にもスーパーやコンビニで見かけるたくさんの製品・シリーズを展開しています。

「歴史と実績」まもなく設立70年世界でカップヌードルシリーズ400億食を突破

日清食品ホールディングスは、非常に歴史のある企業の1つです。1948年設立で資本金251億2,200万円、従業員数は11,710名(連結)の持株会社です。

1958年に世界初のインスタントラーメンとなる「チキンラーメン」を発売します。1962年には「明星ラーメン」を発売し、翌年には「シスコーン」の発売を開始します。1970年にアメリカのロサンゼルスにアメリカ日清を設立して海外進出を果たします。そして「Top Ramen」を発売します。そして、ヨーク(現・十勝のむヨーグルト)」や1971年には世界初のカップ麺である「カップヌードル」を発売します。
1973年にはカップヌードルをアメリカでも発売し、1975年にはブラジルのサンパウロ市に「ブラジル日清」を設立します。1980年にはシンガポールに「シンガポール日清」も設立。1983年には子供たちの健全な心身育成を目的として「財団法人日清スポーツ振興財団を設立します。1984年には香港日清となる「日清食品有限公司」を設立し、1986年には冷凍食品事業にも進出します。

1988年には「インド日清」、1991年には「オランダ日清」、1992年にはドイツ日清、翌年には「タイ日清」などを設立します。そして、1992年に「hungry?」で有名なカップヌードルのCMが始まり、1993年には国際広告映画祭でグランプリを受賞します。1994年にはカップヌードルの国内販売が100億食を突破します。1997年には世界ラーメン協会を設立し、2002年に食品安全研究所を新設。同年、「ハンガリー日清」を設立し、2004年に「メキシコ日清」を設立します。
2008年に持株会社制へと移行し、2011年にはカップヌードルの国内販売が200億食を突破します。2013年に新研究所である「the WAVE」が竣工し、2016年にはカップヌードルブランドの世界販売が400億食を突破します。

日清食品ホールディングス株式会社の株価や配当

ここでは、日清食品ホールディングスの株価や利回りを確認してきましょう。
株主優待は年2回受け取ることができますが、優待利回りは高くはありません。株価はここ1年上昇を続けていますが、投資を検討する場合は他の情報や最新情報も含めて収集し、判断するようにしましょう。

事業の種類:食料品 優待の価値:3,000円相当(100株の場合、年2回)
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 9月末日 年2回
株価 配当利回り 優待利回り
6,700円 1.34% 0.44%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
670,000円 100株 90円

保有株数に応じて増える製品詰め合わせ&オリジナルグッズ!長期保有優遇制度も!

日清食品ホールディングスでは、100株以上保有の場合に下記の株主優待を受け取れます。
基本的に「グループ企業の製品詰め合わせ」 「ひよこちゃんオリジナルグッズ」 or 「寄付」です。
※ひよこちゃんオリジナルグッズは2016年は真空タンブラー

■100株以上300株未満保有の場合、1,500円相当の製品詰め合わせ or 国連WEPへの1,500円の寄付
■300株以上1,000株未満保有の場合、3,500円相当の製品詰め合わせと1,500円相当のひよこちゃんオリジナルグッズ or 国連WEPへの3,500円の寄付
■1,000株以上3,000株未満保有の場合、4,500円相当の製品詰め合わせと1,500円相当のひよこちゃんオリジナルグッズ or 国連WEPへの4,500円の寄付
■3,000株以上保有の場合、5,500円相当の製品詰め合わせと1,500円相当のひよこちゃんオリジナルグッズ or 国連WEPへの5,500円の寄付

また、300株以上1,000株未満、もしくは1,000株以上3,000株未満を3年以上継続して保有しながら7回連続で同一株主番号の株主は「長期保有優遇制度」を受けることができ、ワンランク上の株主優待品にグレードアップします。

■300株以上1,000株未満保有:3,500円相当→4,500円相当へグレードアップ
■1,000株以上3,000株未満保有:4,500円相当→5,500円相当へグレードアップ

日清食品ホールディングスは、国内・海外に多くのグループ会社を展開しています。即席麺や冷凍食品、菓子などだけでなく、ゴルフ場経営などさまざまなグループ会社を持っています。

日清食品ホールディングスのグループ会社及び関連会社
日清食品株式会社(即席麺等の製造および販売)
明星食品株式会社(即席麺の製造販売および乾麺、パスタ、冷凍麺、調理済み加工食品の販売)
日清食品チルド株式会社(チルド食品の製造および販売)
日清食品冷凍株式会社(冷凍食品の製造および販売)
日清シスコ株式会社(各種シリアルフーズ、スナック類・ビスケット・クッキー類などの食品・菓子の製造販売)
日清ヨーク株式会社(乳製品、清涼飲料、チルドデザート等の製造販売)
日清食品アセットマネジメント株式会社(不動産管理業)
宇治開発興業株式会社(ゴルフ場経営)
日清ネットコム株式会社(ビルディングの運営・管理、食堂の経営)
日清食品ビジネスサポートプラス株式会社(本社ビルメンテナンスおよびオフィスサポート)

その他にも、米州地域・中国地域・アジア地域・欧州地域・中東地域・アフリカ地域などにグループ会社を展開しています。

2018年3月期は増収増益予想で1Qの経常利益進捗率は約23%

2017年3月期業績
売上高 :4,957億1,500万円
営業利益:286億1,800万円
経常利益:328億6,400万円
利益  :235億5,800万円

2018年3月期の会社予想
売上高 :5,200億円(+4.9%)
営業利益:340億円(+18.8%)
経常利益:370億円(+12.6%)
利益  :245億円(+4.0%)

第1四半期の連結業績(2017年8月9日発表)
売上高 :1,190億4,500万円(前期比+3.1%)
営業利益:71億2,100万円(前期比+4.3%)
経常利益:85億4,900万円(前期比+20.9%)
利益  :57億5,700万円(前期比+92.0%)

第1四半期の経常利益進捗率は約23%です。
セグメント別では、日清食品はカップめん類・即席ライスなどが売上を伸ばしたこともあり、売上高は前期比増も広告宣伝費等の増加により利益は減でした。明星食品は「明星チャルメラ」シリーズが売上を伸ばしたものの「明星一平ちゃん夜店の焼そば」が売上減となり、セグメントの売上高も前期比減でした。
しかし、原価率の改善等もあり利益は前期比増です。

低温事業は「行列のできる店のラーメン」や冷し中華などの主力製品が好調に推移したものの、チルドめんの需要が低迷。しかし、「日清もちっと生パスタ」「冷凍日清具多」シリーズなどの売上が伸長し、セグメントの売上高・利益ともに前期比増です。米州地域は企業体質の改善や「CUP NOODLES」のリニューアルなどを行い売上高は前期比増も、広告費や拡販費の増加により利益は前期比減となりました。

中国地域は販売エリア拡大やブランド強化を図るも、即席めんの需要は低迷。しかし、MC Marketing&Sales(HongKong)Limitedの連結子会社化による寄与もあり、売上高は前期比増となりました。利益は前期比減です。
国内の菓子事業や飲料事業、欧州地域・アジア地域などに関しては、売上高は前期比増も利益は前期比減という状況です。2017年8月10日時点のPERは28.47倍、PBRは2.03倍です。株価はここ1年上昇を続けており、

あくまでもキャピタルゲイン狙いで長期保有を視野に投資資金に余裕のある方向け

日清食品ホールディングスの株主優待は必要投資金額670,000円で、1,500円相当の自社グループ製品詰め合わせセットを年2回受け取れます。優待利回りは0.44%と高くはありません。しかし、内容はカップヌードルやどん兵衛などの日清製品で、年2回も貰えるため何気に嬉しいですね。

第1四半期段階での業績も前期比で見ると好調に推移しており、株価も上昇を続けています。50万以上の銘柄でありながらも、優待利回り・配当利回りともに高くありませんので、投資資金に余裕のある人でないとなかなか手が出し難いです。
あくまでもインカムゲイン狙いではなく、キャピタルゲイン目的で長期保有していくのが良いでしょう。業績自体は悪くなく、自己資本比率も60%程度あり財務も安定していると言えます。高額投資を検討している方や、普段から日清製品を食している方におすすめです。

コンビニやスーパーに商品があるので株主になれば毎日の買い物も楽しくなる

誰もが知るカップヌードルやどん兵衛、チキンラーメンやU.F.Oなどを製造販売している日清食品ホールディングス。配当利回りや優待利回りは高くありませんが、年2回も自社製品詰め合わせや、保有株数によってはオリジナルグッズが受け取れます。
投資金額が高いため初心者にはややハードルが高い銘柄ですが、日本を代表する企業の1つですので株を保有すると、毎日の買い物もいつも以上に楽しくなるはずです。長期運用を視野に検討してみましょう。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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