音を日常の生活に根付かせ、日本国内のみならず世界中を相手にする企業

2017年12月2日

1887年の創業以来、音響を大切にする企業として成長してきました。日常生活のなかに音を創り、感動を生み、心を豊かにするという存在になること、かつ企業価値を高めること、そのために企業一丸となって邁進しています。

他社には真似できない個性を前面に押し出した商品開発や製造を心がけており、多くの人に驚きと感動を与えています。また、教育や文化への地道な取り組みを続けており、日本国内だけでなく世界中に音楽教育の導入を展開しています。

その他、音響に関連した多角化事業を手掛けており、現状に満足することなく更なる成長に向けて前進しています。
東京証券取引所市場一部上場、証券コード7951、資本金285億3000万円、連結従業員数20,175人の企業です。

個性重視の商品と世界中の子会社による販売

1887年の創業以来、個性重視で独自性を打ち出した商品、他社には真似できない商品の研究開発に取り組んでいます。科学技術や美を意識したデザイン性をもつ商品や車両搭載用の部品、水素検出装置などの研究開発をも手掛けています。また、世界中にある子会社70社、関連会社6社による現地量販店での販売強化、学校における音楽教育の取組み、商品の展示による営業力強化を図っています。

地元静岡県での取り組み

浜松駅での音響をテーマにした企画や展示、新東名高速道路の浜松サービスエリアでの音楽テーマの展示などを行っています。音や音楽に慣れ親しんでもらうためのイベント開催や展示コーナーの設置を行うことで、多くの方の関心と興味を引き寄せるよう努めています。

セグメントの特徴と構成比

セグメントは2つに分けられ、楽器と音響機器です。
楽器は

  • ピアノや電子楽器
  • 管楽器
  • 弦楽器
  • 打楽器

などの製造販売であり、全事業の約63.0%を占めています。
音響事業は

  • オーディオや業務用の音響機器
  • 情報通信機器

などの製造販売で約28.3%となっています。
その他には電子部品や自動車搭載部品、ゴルフ場やリゾート事業が含まれています。これが約8.7%となっています。

国内と海外地域別売上比率

グループ全体として国内のみならず海外へも幅広く展開しており、子会社数は70社、関連会社6社となっています。

地域別売上比率は日本国内が約33.9%、米国18.1%、カナダ2.2%、欧州(ドイツ、フランス、イギリス)18.7%、中国11.2%、アジア・オセアニア・その他(韓国、オーストラリア)15.8%となっています。

ヤマハ株式会社の株価や配当

1887年の創業以来、音響を大切にする企業として成長してきました。日々の暮らしの中に音を作り出し、感動を生み、心を豊かにさせる事業展開をしており、独自性を打ち出すとともに他社との差別化を図るべく企業一丸となり前進しています。

また、株主への積極的還元を示しており、連結配当性向は30%を目標としています。

事業の種類:その他製品 優待の価値:ギフト商品他2点より選択
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 9月末日 年2回
株価 配当利回り 優待利回り
3,605円 1.55% 0.42%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
360,500円 100株 56円

株主優待の権利と特徴

3月31日付の株主名簿に記載されている最低100株以上保有する株主に対し、オリジナルギフト商品他2点より選択することができます。
商品の発送は例年7月下旬頃となっています。 下記、優待商品についてご紹介します。優待商品は年度により異なります。

■100株以上保有の場合、以下の①~③から商品を選択
①ヤマハオリジナルギフト商品(1,500円相当)<チキンカレー、ビーフカレー、桜えびふりかけ>
②ヤマハミュージックリテイリング優待券(1,500円相当)
③自然保護団体への寄付(1,500円相当)■1,000株以上保有の場合、以下の①~③から商品を選択
①ヤマハオリジナルギフト商品(3,000円相当)<チキンカレー×2、ビーフカレー×2、桜えびふりかけ他>
②ヤマハミュージックリテイリング優待券(3,000円相当)
③自然保護団体への寄付(3,000円相当)■1,000株以上保有かつ3年以上継続して保有している場合、以下の①~③から商品を選択
①ヤマハオリジナルギフト商品(5,000円相当)<チキンカレー×3、ビーフカレー×3、桜えびふりかけ、わさびふりかけ他>
②ヤマハミュージックリテイリング優待券(5,000円相当)
③自然保護団体への寄付(5,000円相当)

事業別特徴

楽器事業ではピアノ販売を中心に世界中に展開しており、その他ギターやバイオリン、ドラムなども手掛け販売を伸ばしています。最近ではデジタルピアノやエレクトリックバイオリンなどの電子機器が伸長しており、利益増加に大きく貢献しています。

音響機器事業では業務用音響機器とオーディオ機器が主力です。業務用機器は日本国内以外にも米国、欧州、中国でそれぞれ堅調に販売されています。オーディオ機器は、欧州を主力市場と捉え、他米国や中国でも販売好調となっています。
その他の事業として、車両搭載用の部品や水素検出装置の開発販売を開始しています。

海外事業展開

楽器事業では世界中で新規の販売拠点を増加させることで、より営業力強化を狙っています。大手量販店を利用した販売経路の確立、客層を絞った営業活動などを行い、利益増加に邁進しています。その他、音楽教育を支援するため音楽教室を学校内に設ける活動を行っています。インドネシアとマレーシアにおいては、現在その数が200校に達しており十分な成果と手ごたえを感じています。

音響機器事業では、主力の欧州で店舗内に展示コーナーを設けることでより大きな売上と利益を獲得することができています。

今後の戦略

顧客の差別化と地域別戦略により、ブランド力の更なる向上を目指しています。顧客と接点を持ちニーズをつかむ、そして提案する営業により営業力強化と販売実績を積み上げていくという考えのもと日々活動しています。

事業戦略として楽器事業、音響機器事業に次ぐ第三の事業に部品、装置事業を考えており、車両搭載部品やヘルスケアの分野においても開発提案製造を行うとともに、快適で豊か、安心安全な製品として営業を進めています。

新規事業の提案

新規事業として他社には真似できない、独自性を出した商品開発を行っています。高齢者や外国人旅行者のために音声を各言語に変換する装置や歌詞とメロディをもとに歌声を作り出せる装置、距離の離れたところで立体音響を楽しめる装置、人間らしい声を出す機械ロボット装置などです。

楽器が好きな投資家や音楽に興味がある投資家にオススメ

日々の生活の中で音を楽しみ、音を総合的に捉えられる投資家にはオススメです。音楽を通して企業の方向性や存在価値などを理解することができるでしょう。日常生活の中で音楽に携わっていれば様々な形で企業を身近に感じることができます。企業により興味が湧き、音楽についてもより視野が広がることでしょう。

音楽を通して様々な事業展開が行われています。今後もこの方向性が変化することはなく、他社にはできない独自性を持った事業の開発が進むでしょう。次はどんな事業を打ち出すのか、今何を研究開発しているのか、ということに興味が湧きますし、事業発表が待ち遠しく楽しみになること間違いありません。

独自性という武器で商品開発製造に挑み、世界中を相手に営業力を発揮する企業

いかがでしたか。音響を大切にする企業として他社には真似できない独自性を全面に打ち出し取り組んできた企業です。今後もその方向性が変わることはなく、あらゆる事業に独自の方法で挑み周囲に驚きを与えることでしょう。営業面に関しては日本国内のみならず世界中の国や地域を相手にしており、今後より一層世界相手の事業が増えることは必然と言えます。企業の方向性と世界を相手にする営業力を応援したい投資家にオススメの銘柄と言えます。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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