• エスイーの株主優待は防災用品か一般用品を選択!環境防災や橋梁構造などの社会インフラ事業を展開

優待は1,000株以上保有で1,000円相当の防災用品や一般用品

エスイーという会社の名前を初めて聞いた方の方が多いのではないでしょうか。
エスイーは落橋防止装置などを製造販売している会社です。投資対象としてはどれくらい魅力があるのでしょうか。
名前を初めて見る方も投資対象の参考にしてみてください。

環境防災事業分野や橋梁構造事業分野などの社会インフラ整備事業を展開

創業50年を誇り東京証券取引所JASDAQ市場に上場しているエスイーは、橋梁構造分野や環境防災分野などの建設用資機材、仮設建材や内装建材分野の建築用資材などの製造販売や、建設コンサルタント、補修・補強工事業などを展開する企業です。

SEEE協会やESCON協会などの設立もしています。
特に落橋防止装置や永久アンカーなどを製造販売しています。生命や財産を守る社会インフラの整備事業を活性化し「世界的エンジニアリングメーカー」を目指して推進しています。

グラウンドアンカーや斜材システム、落橋防止装置などを製造販売

エスイーでは

  • タイブルアンカーA型
  • スーパーフロンテックアンカー
  • SEEEアンカーF型
  • アンボンドアンカーF-U型
  • 落橋防止装置/F-TD型
  • 沈埋トンネル用耐震連結装置

など環境防災事業分野や橋梁構造事業分野で、さまざまな製品を製造販売しています。

創業50年さまざまな橋落防止装置などを販売エスイーの歴史

エスイーは1967年創業、1981年設立で資本金は12億2,805万円、従業員数は456名(連結)、179名(単体)です。
1967年に新構造技術株式会社がフランスS.E.E.E.社よりSEEE工法を導入して、製造営業を開始します。

1981年には株式会社エスイーを設立します。
新構造技術株式会社SEEE事業の営業部門を独立させて、SEEE工法を主力とした製品の販売を行っていきます。1983年にはSEEE協会を設立します。
1988年には佐賀県の呼子大橋にも採用されている斜張橋用斜材F-PH型の販売を開始します。1994年には埼玉県の秩父公園橋にも採用されている斜張橋用斜材F500PH型の販売を開始します。

1995年には韓国にKorea SE Corporationを設立し、新型落橋防止装置の販売を開始します。
1996年には静岡県のサンマリンブリッジにも採用されている斜張橋用大型斜材FUT-H型の販売を開始します。1998年にはSEEE永久グラウンドアンカー工法・タイブルアンカーU型の販売を始めます。

1999年には国際標準化システムであるSEEE/FUTシステムを販売します。
2000年には新型落橋防止装置のタイーブリッジシステムの販売を始めます。2001年には株式会社アンジェロセックを設立します。2002年には切土補強度工法銅製反力体SEEE/KITフレームの販売を開始。
2003年にはSEEE式真空グラウトポンプの販売を開始します。2005年に落橋防止装置下部工側接続具のユニーバサルシステムの販売を始め、斜張橋用斜材ケーブル緊張管理システムであるAQ Stressing Systemを開発します。

2008年にはコリアエスイーコスダック市場へ上場します。
2009年には財団法人沿岸技術研究センターより岸壁・護岸補強アンカー工法が新規評価証を取得します。
同年、朝日興業株式会社を子会社化します。2010年には株式会社キョウエイ、2012年には株式会社仲田建設、2014年には鉄建工業株式会社を子会社化します。2016年にはESCON協会を設立します。

エスイーの株価や配当、優待の内容

投資するにあたり、株式情報を把握しておくことは必須です。ここで紹介している数値以外にも過去の数値や現在までの推移も確認しましょう。

事業の種類:建築・建設 優待の価値:1000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
日用品 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
442円 3.39% 0.22%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
44,200円 100株 15円

(2017年4月17日現在)

株主優待の内容紹介

エスイーの株主優待は、1,000株以上の保有で受け取れます。
単元数は100株ですが、優待を受け取るには1000株以上と単位が大きくなりますので、確認しておきましょう。

・1,000株以上の保有期間に応じて1,000円or3,000円相当の防災用品や一般用品
・1,000株以上を3年未満保有している場合は、災害時の備える非常食を含む防災用品、もしくは一般用品リストの中から一律1,000円相当
・1,000株以上を3年以上保有している場合は、災害時の備える非常食を含む防災用品、もしくは一般用品リストの中から一律3,000円相当

国内・海外に建築用資材の製造販売や補修・補強を行うグループ会社を持っています。
エスイーのグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。

エスイーのグループ会社及び関連会社
株式会社アンジェロセック
(建設コンサルタント事業)
エスイーA&K株式会社
(建築用資材の製造・販売事業)
エスイーリペア株式会社(補修・補強工事業)
エスイー鉄建株式会社
(建設用資機材の製造・販売事業など)
株式会社ランドプラン(補修・補強工事業)
株式会社中川鉄工所
(建設用資機材の製造・販売事業など)
ingérop(フランス)
Korea SE Corporation(韓国)
九春工業股份有限公司(台湾)
National University of Civil Engineering(ベトナム)

エスイー業績について

エスイーの2016年度の業績
売上高:194億9,000万円(前年対比−0.6%)
営業利益:5億1,200万円(−26.0%)
経常利益:5億4,800万円(−18.5%)
利益:3億5,800万円(+2.6%)

2017年3月期の会社予想
売上高:175億4,000万円(−10.0%)
営業利益:4億7,700万円(−6.8%)
経常利益:5億円(−8.8%)
利益:2億7,000万円(−24.6%)

2017年2月に発表された第3四半期業績
売上高:119億7,000万円(前年同期比−13.0%)
営業利益:2,000万円(前年同期は7,700万円の赤字)
経常利益:3,600万円(前年同期が7,000万円の赤字)
利益:8,100万円の赤字(前年同期1億1,500万円の赤字)

通期予想に対する経常利益の進捗率は約7%です。株価は年初来高値は538円、年初来安値は442円、PER24.47倍、PBR0.92倍、自己資本比率は36.2%です。
セグメント別の業績では、建設用資機材の製造・販売事業は港湾関連のアンカー売上や橋梁補修関連製品などの売上は好調も、営業損失は1億5,100万円(前年同期は2億4,700万円損失)。

建築用資材の製造・販売事業は、売上高前年同期比+3.3%も、営業利益は前年同期比−26.3%。建設コンサルタント事業は、売上高前年同期比−20.8%、営業損失は3,400万円。
補修・補強工事業は売上高が前年同期比+12.8%、営業利益が前年同期比+10.5%でした。1度下方修正した通期の業績予想に対しても、経常利益の進捗率は約7%と、非常に低調です。

株価も4月17日に年初来安値を更新しています。

エスイーはこんな投資家にオススメ

エスイーの株主優待は、1,000株以上の保有が必要となり必要投資金額442,000円で1,000円相当の災害時の防災用品、もしくは一般用品がもらえます。
優待利回りは0.22%と低いですので、株主優待目的の投資としてはハードルが高いです。あくまでもキャピタルゲインを目的とした投資を行いましょう。第3四半期業績では、通期予想に対して経常利益の進捗率は約7%と非常に遅れています。

株価は年初来安値を更新していますが、期末業績によってはさらに下がる可能性もあります。株を買うかどうかは期末業績を確認したうえで判断しても良いかもしれません。

優待目的では高額投資銘柄キャピタルゲイン目的であれば5万円以下も可能

エスイー株は、1,000株以上保有でしか株主優待が受けられず、優待も1,000円相当と利回りが低いため、優待目的の銘柄に向いているとは言えません。

株価は年初来安値ではありますが、今後の業績によってはまだ下がる可能性は十分にあります。キャピタルゲイン目的であれば100株5万円以下で買えますので、リスクも抑えられますが、もう少し業績推移を見て投資判断しても良いでしょう。

優待を気にしなければ、少額投資銘柄の一つとして管理しておくと良いです。

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